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シストレで大損する例と裁量FXで失敗する例を比較

公開日:2018年9月13日 8:00
最終更新日:2018年9月19日

 FXシストレで損するケースを紹介する。失敗例に対してどのような対策をすればいいのかも紹介。

 一方で裁量FXのリスクも掲載する。それらを複合的に加味して、自分にあうFXとはなんだろうか、と比較してみるといい。

FXシストレで損するケース

 売買プログラム(ストラテジー)に取引を任せるため、シストレは一般的なFX(裁量FX)とは大損するケースも異なる。

(失敗例1)稼げないストラテジーを選んでしまい大損

 ストラテジーに取引を任せるので、稼げないストラテジーを選んで運用しても、損が膨らむだけ。ストラテジーそれぞれに得意な相場・不得意な相場があるので、今の相場で調子のいいストラテジーを選ぶことがコツ。

 調子がいいストラテジーは、直近1~2週間の成績が良いもので、長期の成績を見ると負ける時期はありながらも勝つ時期はしっかり利益を伸ばしているもの、がひとつの目安になる。長期的に勝っているストラテジーの中でも、負けているとき・勝っているときがあり、その勝っているときだけ起用しようという考えだ。

 慣れてくれば調子のいいストラテジーの見つけ方を感覚で掴めるようになるだろうが、初心者の人は上記一例のように選んでみるのもひとつの手。

(失敗例2)たくさんストラテジーを稼働させすぎて大損

  • 儲けているストラテジーを複数稼働させたら、それくらい多く儲けられると思ったが、違った

    ストラテジーが取引を始めないから、という理由でたくさん稼働させてしまった

  •  
     売買プログラム(ストラテジー)をたくさん稼働させると、管理ができなくなる。ストラテジーが稼いでいるときはそのまま稼働させればいいが、損が続くときは相場にあっていないということで、稼働の停止を検討しなくてはいけない。多くのストラテジーを稼働させると、それらの管理が難しくなる。

    (失敗例3)1つの売買プログラムがずっと稼ぐわけではない

     シストレはずっとほったらかしでOK、というわけではない。1つの売買プログラムに任せっきりでは失敗する。

    6か月の成績は上々

     上記は6か月間のストラテジーの成績。成績は右肩上がりで好調に思えるが、下記12か月の成績を見てほしい。

    12か月で見ると、損している時期の方が長い

     過去の成績が良いから、良い成績をずっと残せるわけではなく、長期間調子のいいストラテジーはごく稀。調子のいいときだけ稼働させる、という運用がシストレには重要となる。

    (失敗例4)一撃に賭けて取引額を大きくする

  • 100万円儲けている売買プログラムがあったので、デフォルトの倍の2万通貨で設定して稼働させたが、損する額も多くなり、止めた

    ポンド関連で複数の売買プログラムの「チーム」を作ったが、強制ロスカットになった。そのあと儲けていたけど……

  •  
     シストレは取引額を大きくすれば、狙える利益も大きくなるが、リスクが高くなることも承知の上で、取引額の調整は行わなければいけない。

     シストレのリスクとリターンのバランスは、ストラテジーのポジション量とも関連している。ストラテジーによって保有する最大ポジション量は異なり、たとえば

    ・プログラムA(最大ポジション数:4)
    ・プログラムB(最大ポジション数:2)
    ・プログラムC(最大ポジション数:1)

    を同時に稼働させると、最大で7つものポジションを保有する可能性もある。デフォルトの取引額1万通貨の設定で稼働させても、ポジション数が7ともなれば、最大7万通貨ものポジションを保有してしまうことも。

     取引額をデフォルトから倍にすると14万通貨。1ドル=100円のとき、レバレッジ5倍ほどで取引するなら、280万円ほどの資金が必要となる(レバレッジ上限ギリギリの20倍でも70万円ほどの資金が必要)。

     このような条件下にもかかわらず、たとえば資金30万円で運用していれば、早く強制退場させられるのも仕方がない。

    シストレのリスクをまとめ 損を少なくするための対策

     シストレの損は「稼ぐストラテジーを選べなかった」という原因以外にも、リスクを取り過ぎたという失敗例が目立つ。シストレは利益と損失を繰り返しながら、最終的には収益を積み上げていく、というスタイルなので、損がでてしまうことは仕方がない。その損を許容できる範囲内に抑えるために、下記のような対策を心がけたい。

    最初の稼働はストラテジー1本から ストラテジーの稼働は1本から始めてみる。取引を始めない、多く稼働させたほうがリスクヘッジになるのでは?という悩みから複数稼働させる人もいるが、管理できなくなり損する可能性があるなら、1本から始めたほうがベター。コツを掴んでから、ストラテジーの稼働本数を増やすほうがいいだろう。
    取引額はデフォルトの1万通貨もしくはその半分以下 取引額は1つのポジションあたり。ポジションを4個もつストラテジーもあるため、慣れるまではデフォルトの1万通貨もしくは半分の5000通貨などから始めてみるほうがリスクを抑えられる。

    シストレはイベントリスクにも注意

     FXにイベントリスクはつきもの。経済指標の発表やイギリスのEU離脱騒動など、為替相場に大きな影響を与えるイベントで、シストレはどうなのか。2016年のイギリスEU離脱騒動で検証してみる。

     2016年イギリスがEU離脱の是非を問う国民投票を実施した際、シストレがどのような実績を残したのか。

     売買プログラムの数は5000種類以上あり、世界でもトップクラスの保有数をもつインヴァスト証券の「シストレ24」で売買プログラムの成績を確認してみよう。

     まず、2017年6月28日時点で1年間の成績が良いもの5つから見てみる。

    売買プログラムTOP5

    売買プログラムの実績ランキングTOP5
    (2016年6月~2017年6月)

    TOP5のうち、4つの売買プログラムがプラス

    sistre-risk20170628-2+

     イギリスのEU離脱問題があった6月中の成績が上のグラフ。TOP5のうち、4つの売買プログラムがプラスをだした。年間でも1位の成績を残した「MultiAgent」にいたっては、英EU離脱騒動で40万円以上儲けた。

    20種類以上、検証したところマイナスは5つ

    2016年6月中のポンド/円の売買プログラムの実績

    2016年6月中のポンド/円の売買プログラムの実績(約20種類)

     最終的に「シストレ24」搭載の20種類以上のポンド/円の売買プログラムを調べてみたところ、ほとんどがプラスの成績をだしていた。売買プログラムの中には、イベント前に取引が止まるものもあるようで、すべての売買プログラムがイベントリスクに強いとは言い切れないが、シストレの潜在能力は高いと判断できる

     イベントリスクがある場合、どのようにシストレを使えばいいのか、については次で紹介。

    (まとめ)イベント前はストラテジーの稼働を止めたほうが安全

     シストレはイベントリスクに強そうなことは、過去の成績を振り返ってもわかるが、起用法には注意したい。

     イベントの前後で、ガツンと儲けることもシストレなら期待できそうだが、リスクを極限まで避けるなら、イベント前には一旦停止・イベント後に調子のいいストラテジーを使って稼ぐ、という起用がベストかもしれない

    一般的なFX(裁量)で損するケース

     裁量FXで損するケースはどのようなときだろう。FXに慣れていない人が陥りやすい代表的な失敗を見ていくので、シストレのリスクと比較しながら見ると自分にあうFXの見当をつけられる。

    (失敗例1)“なんとなく”買って損

    今が底かな?という理由でなんとなく買ってしまう

    今が底かな?という理由でなんとなく買ってしまう

     FXをよく知らない人がなんとなく買って損をする、という失敗談はよく聞く。売り取引もうまく活用しなくてはいけないが、なぜか買いで取引してしまう人が多いよう。

    「失敗例2」にも繋がるが、レバレッジの自己管理ができていないと、損失スピードも速くなるため、試しに買ったつもりが、取り返しのつかない損を抱えていたという事態にまで繋がることも。

    (失敗例2)気がついたらハイレバレッジの取引

    sistre-fxbeginner-recommended

     レバレッジは自分で管理する必要があるが、FX初心者は知らず知らずのうちに、ハイレバレッジで取引して失敗、ということが多い。この点はシストレとも一緒かもしれない

     ハイレバレッジの取引=本来必要な資金よりも少なすぎる状態で取引することなどと覚えておくといい。本来100万円必要な取引を4万円で取引できる、といって4万円しか用意していなかったら、すぐにロスカットで強制退場してしまう。

    (失敗例3)クロス円の怖さを知らず安易にトレード

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     クロス円とは、米ドル以外の外国通貨と日本円の通貨ペア全般を指す。ユーロ/円やポンド/円など日本人は好んで取引する傾向があるが、クロス円は諸刃の剣。

     値動きが荒く、取引が難しいため、FX初心者は安易に手をだしたくない通貨。しかし大儲けできたという逸話にも多く登場するクロス円に惹かれて取引してしまう人も多い。もちろん儲け話以上に「FX大損」という話の方が多く、大半がクロス円絡み。

    (失敗例4)損切りできず、損を予想以上に膨らます

    sistre-fxbeginner-recommended-3

     FXに何勝何敗したかは関係ない。9敗しても1勝の勝ち額が大きく、結果的に儲かった、ということはよくあること。

     しかし、勝率を気にする人も多い。「損切りしたら1敗になるが、損切りしなければ負けにはならない、あとからまた戻ってくる」と願いながら含み損に耐えるものの、結局ロスカットになり、損失額は予想していた2倍・3倍それ以上、ということも……。

    シストレと裁量FXのリスクを比較

     シストレのリスクと裁量FXのリスクを失敗例をもとに比較する。

    (シストレ失敗例)
    ■稼げないストラテジーを選んでしまい大損
    ■たくさんストラテジーを稼働させすぎて大損
    ■一撃に賭けて取引額を大きくする

    (裁量FX失敗例)
    ■“なんとなく”買って損
    ■気がついたらハイレバレッジの取引
    ■クロス円の怖さを知らず安易にトレード
    ■損切りできず、損を予想以上に膨らます

    (共通)資金・リスク管理

     シストレと裁量FXともに、資金・リスク管理が重要。シストレの場合は「目安資金」など表示されているが、裁量FXは自分で計算しなくてはいけない。その点は面倒な点だろう。

    (シストレ)ストラテジーの選び方

     シストレ独自のリスクとして、ストラテジーの選び方。王道としては、そのとき調子のいいストラテジーを選ぶ、ということだが、慣れないうちは「選ぶのを避けたほうが良いストラテジー」を覚えておくと、不用意なリスクは抑えられるだろう。下記にていくつか例を挙げる。

    ■直近の成績は良かったものの、デビューしたてで実績が少ないストラテジー(偶然勝った可能性がある)
    ■1回の損が500pips以上のストラテジー
    ■最近連敗が続いている
    ■最近最大ドローダウン(損)を更新したストラテジー

    (裁量)FXの知識

     裁量FXはいつでも気軽に利益を狙いにいける、というメリットはあるものの、その勝ちパターンに辿り着くために知識や経験を多く積まなければならない。どの情報が正しく、どの取引方法が自分にあっているのか、をすべて0から構築しなくてはいけない。

    (裁量)メンタルコントロール

     FXはポジションをもったときのメンタルコントロールが収益に大きく左右する。損切りしなくてはいけないところで、損切りできずに大損、という例は山ほどある。シストレはポジションをもったときのメンタルコントロールは必要ないが、ストラテジーを選ぶ点で、欲を出し過ぎると、大損する可能性があるので、その点は注意。

    まとめ

     シストレと裁量FXどちらも大損するリスクがある。FX初心者には覚えることが多い「裁量FX」よりも「シストレ」の方が選ばれやすいが、これまでの投資経験やタイプは人それぞれなので、どちらのタイプも少額で経験してみる、というのもひとつの手だろう。

     どちらのタイプもまずは痛手とならない少額で始めることが、大損しないための対策となる。



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