月20万円稼ぎ続ける自動売買系FXに新展開 メキシコペソに妙味あり
公開日:2019年6月1日 8:00
最終更新日:2019年9月28日
フラッシュ・クラッシュで年初15万円稼ぐ
「2019年は年初から為替相場が大荒れとなり、1月3日早朝のフラッシュ・クラッシュ(瞬間的な暴落)では米ドル/円、豪ドル/円などが短期間で一気に5円以上下がりました。その日、私は恥ずかしながら正月ボケで、少し遅めに起きたのですが、スマートフォンに大量のトラリピ注文成立メールが届いていて目を疑いました。
各通貨ペアの売りポジションが下落によって自動的に利益確定され、さらに下のレンジで仕掛けていた買い注文が約定し、これも相場の急激な戻りによって利益確定されていました。寝ている間に、すべてが終わっていたのです。おかげで、2019年1月の第1週は、トラリピだけで約15万円の利益を得ることができました。あらためてトラリピの威力を実感しましたね」
鈴さんのトラリピ投資法は、レンジ相場を形成する通貨ペアを選び、上半分には売りのトラリピ、下半分には買いのトラリピ注文を大量に仕掛ける「ハーフ&ハーフ」と呼ばれる戦略だ。同じ通貨ペアの売りと買い注文を同時に仕掛けることで、必要証拠金額はおよそ半分に抑えられ、含み損も小さくなる。フラッシュ・クラッシュではこの戦略が見事にハマった。

レンジの上半分で売りトラリピ、下半分で買いトラリピを入れれば資金効率UP
変動幅が年々小さくなりつつある為替相場
順風満帆に見える鈴さんの投資生活だが、気がかりな点もあるという。
「ここ最近、為替の変動幅が狭くなってきています。私のブログでは、通貨が1日どれくらい上下したかを表すATRという数値をもとに、トラリピの最適な利益幅を算出して公開しているのですが、米ドル/円を見ると、2014~2018年の過去5年間の平均利益幅が0.87円、2018年の年間平均利益幅が0.66円でした。他の通貨ペアをみても、ほとんどが過去のデータに比べて直近の平均利益幅が狭まっています。
上でも下でも、レンジ内で大きく動いてくれたほうがトラリピの収益は増えるのですが、1日の変動幅が小さくなると、現在の設定では数ピップスの差でポジションを持てなかったり、利食いを逃したりと、トラリピがワークしなくなる可能性が高まります。私は現在ドル/円、クロス円の利益幅は1円程度、ドルストレートなら利益幅0.008ドル程度で設定しているのですが、以前より平均収益が減少しているため、現在の為替の変動幅に合わせて、トラリピの設定をメンテナンスする必要があるのかな、と考えています」

為替の変動幅が小さくなり、トラリピの最適利益幅も縮まってきている
3年間トラリピの設定を変えなかった鈴さんが見直しの必要性を感じているということは、為替相場の大きな転換期なのかもしれないが、今後も基本戦略に変更はなく、ベストの設定が見つかれば、修正後、粛々と自動売買による投資を続けるとのこと。また、設定変更の際は、自身のブログでその数値も公表してくれるという。
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