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初心者のためのFX口座開設 必要書類や最短即日完了の会社も紹介

 FXの口座開設が始めてという人は、口座開設にあたり何が必要か、どのような手順で進めればいいのか、わからない人もいるだろう。ここでは初心者向けにFXの口座開設方法について紹介する。

    【目次】

  1. 1.FXの口座開設で必要なもの
    1. 「PC」もしくは「スマホ」
    2. 本人確認書類
  2. 2.FXの口座開設の手順
  3. 3.FXの口座開設でマイナンバーカードは必要?不要?
    1. 「マイナンバーカードを保有する」場合の本人確認書類提出パターン
    2. 「マイナンバー通知カードはある」本人確認書類提出パターン
    3. 「マイナンバーが分からない…」場合の本人確認書類提出パターン
  4. 4.FXの口座開設が早い会社は? 最短即日で審査完了の会社も
    1. FX口座開設を最短即日で審査が完了する会社を3選
    2. 最短即日で口座開設をする方法
    3. 通常のFX口座開設までの期間は?
    4. FXの口座開設は土日・祝日でも可能か?
  5. 5.FXの口座開設でよくある質問
    1. FXの口座開設は主婦でも可能?
    2. FXの口座開設は大学生でも可能か?
    3. FX口座開設は未成年でもOK? 何歳から?
    4. FXの口座開設をすると、会社に電話は来るのか?
    5. FX口座開設で本人確認書類の現住所が違う
    6. FX口座開設をしたら、入金は必須?
    7. FX口座開設を家族に内緒で行うことは可能?
    8. FXの口座開設で年収は重要?

FXの口座開設で必要なもの

【FXの口座開設で必要なもの】

  • 「PC」もしくは「スマホ」
  • 本人確認書類

「PC」もしくは「スマホ」

 FXの口座開設には「PC」もしくは「スマホ」が必要。取引においては、スマホでもアプリからトレードは可能だが、PCにFX会社から提供される無料ソフトをインストールした方が、高機能な取引ツールを使える場合もある。

本人確認書類

 FX会社に口座開設では「本人確認書類」の提出を求められる。本人確認書類は「マイナンバー関連の書類」と「運転免許証などの書類」と2パターンに分かれる。

マイナンバー関連の書類

 最近はマイナンバー情報の提出が必要で、いずれかの準備が必要。のちほどマイナンバー関連の書類提出方法は詳しく説明する。

【マイナンバー関連の書類】

  • マイナンバーカード
  • 個人番号通知カード
  • マイナンバー記載の住民票

運転免許証などの書類

 マイナンバー関連の書類によって、運転免許証などの本人確認書類の組み合わせも異なるため、その組み合わせはのちほど紹介するが、下記のような書類が本人確認書類として利用できる。

【本人確認書類の例】

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 各種健康保険証
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票

FXの口座開設の手順

FX会社の公式サイトから「口座開設」のボタンを押す

 FX会社の公式サイトに移行し、「口座開設」のボタンを押す。無料口座開設はこちら、などと大きなボタンを掲載している場合もある。

氏名、住所などの個人情報を入力

FX口座開設の画面

画面はGMOクリック証券より

 口座開設のページに移行すると、まず氏名や住所などの情報を入力する。基本的には本人名義でしか口座開設ができないので、氏名や住所は口座開設者本人の情報を入力する。また、税金にも関わることなので、最新の情報かつ本人確認書類と同じ情報を入力するように。

本人確認書類のアップロードもしくは提出

 本人確認書類は「マイナンバー関連の書類」と「運転免許証などの書類」と2種類が必要。提出はスマホで書類の写真を撮りWEB上でアップロードする、もしくは郵送で行う方法もある。

 本人確認書類の提出パターン例を3つ紹介する。

【マイナンバー(個人番号)カードを保有する場合】

  • マイナンバーカード
  • 運転免許証、パスポートなど顔写真付きの証明書を1点

【マイナンバー(個人番号)通知カードを保有する場合】

  • マイナンバー通知カード
  • 運転免許証、パスポートなどの顔写真付きの証明書から1点+健康保険証、印鑑登録証明書、各種年金手帳などから1点

【マイナンバー関連書類が見つからない場合】

  • 住民票の写し(3か月以内発行でマイナンバー記載)
  • 運転免許証、パスポート、健康保険証、印鑑登録証明書、各種年金手帳などをいずれか1点

口座開設の審査

 本人確認書類をアップロードもしくは郵送すると、口座開設における審査が行われる。最初の個人情報を入力する際に投資資金額等も自己申告するが、その申告した金額をもとに審査が行われているFX会社もある。また、会社員でも個人事業主(フリーランスなど)、主婦、学生といった現状も加味されるだろうが、審査に大きくは影響しないと思われる。

審査完了後、ID・PWをもらい取引スタート

 審査は最短当日(営業日中)、もしくは2営業日程度で完了し、登録したメールアドレスに連絡が来る(電話で審査完了の連絡が来るFX会社は基本的にはない)。

 無事審査を通過すると、自身の管理画面にログインするためのIDとPWが記載された書類が、簡易書留などで送られる。ID・PWがわかれば、自身のページにログインして、入金をすれば、取引ができる。

 昨今のFX会社の多くは、初回入金の規定は設けておらず、口座の維持費用も発生しない。

FXの口座開設でマイナンバーカードは必要?不要?

マイナンバーカード

手続きをすると発行してもらえる「マイナンバーカード」

 国内の証券会社やFX会社の口座開設にあたり、マイナンバーの情報は必須である。「マイナンバーカード」を持っていなくとも、マイナンバーの情報は分かるので、焦らず自身のマイナンバーを確認するといい。

「マイナンバーカードを保有する」場合の本人確認書類提出パターン

 マイナンバーカードを保有していると、口座開設は最も簡単だ。マイナンバーカード自体が「顔写真付きの証明書」として承認される場合もあるので、マイナンバーカード1枚で本人確認書類の提出はOKな会社も中にはある。

「マイナンバー通知カードはある」本人確認書類提出パターン

「マイナンバー通知カード」は、マイナンバー情報を通知するための緑色のカードのこと。この緑色のカードを持って、マイナンバーカードの作成に行くが、そのマイナンバー通知カードを紛失する人も少なくないようだ。

 マイナンバー通知カードは、住民登録をしている市区町村窓口にて手続きを行えば、再取得することも可能。ただし、手続きには警察署または交番にて発行される受理番号(警察や交番にて遺失物届の手続きを行った際に付与される番号)の控えが必要となる。

「マイナンバーが分からない…」場合の本人確認書類提出パターン

 マイナンバー通知カードがなくとも、マイナンバーは住民票から知ることが可能。役所の窓口にて、マイナンバーが記載されている住民票の写しを発行してもらえば、マイナンバーの書類として活用できる。

 ただし、本人確認書類として活用できる住民票は、発行日が口座開設申請日より3か月以内もしくは6か月以内など、規定がある。発行日の規定は口座開設をしたいFX会社の「口座開設ページ」内(もしくはHP内)に記載されていると思われるので、そこでチェックするといい。

FXの口座開設が早い会社は? 最短即日で審査完了の会社も

 FXの口座開設は早い会社では、即日で取引が可能になるところも。

FX口座開設を最短即日で審査が完了する会社を3選

【最短即日で審査が完了するFX会社】

最短即日で口座開設をする方法

「スマホで本人確認」などFX会社によって呼び名は異なるが、近年可能になったオンラインで本人確認を行う方法で、スマホで本人確認書類の写真を送り、本人確認の写真撮影を手順に従い行うことで、手続きがスムーズに行われる。

 その流れで審査も早く行われ、審査が完了し次第、メールでID・PWも送付され、申込み当日での口座開設完了&取引が可能となった。

通常のFX口座開設までの期間は?

 通常のFX口座開設までの期間は、早ければ1~2営業日程度で審査が完了し、審査完了後に簡易書留で書類が送られてくる。その書類にはIDとPWが記載されているので、それをもとに管理画面へログインすれば、トレードをスタートできる。

FXの口座開設は土日・祝日でも可能か?

 FXの口座開設は、土日・祝日でも申し込みは可能だが、平日以外は審査がストップしている会社も多い。審査は営業日ベースで行われる会社が多いため、休みの日に申込みをした場合は、審査完了まで少し待つ必要がある。

FXの口座開設でよくある質問

FXの口座開設は主婦でも可能?

 FXの口座開設は専業主婦でも可能。税金面では、配偶者控除を受けている場合、基礎控除である38万円以上の利益を年間で得た場合は、確定申告が必要となる。

FXの口座開設は大学生でも可能か?

 大学生でも20歳以上であれば、口座開設ができるFX会社も多い。大学生も親の扶養に入っている場合が多いので、専業主婦と同じように基礎控除を超えた利益を年間で出した場合は、気を付けるように。

FX口座開設は未成年でもOK? 何歳から?

 FXの口座開設は20歳以上としているFX会社が多い。SBI FXトレードでは、満18歳以上であれば未成年でも可能だが、法定代理人による同意書、法定代理人であることの証明、本人確認書類を提出する必要がある。

FXの口座開設をすると、会社に電話は来るのか?

 個人名義でFXの口座開設をする場合、基本的には会社に電話が来ることはない。近年はメールでのやりとりが多いため、本人の携帯に電話がかかってくることも少ないだろう。

FX口座開設で本人確認書類の現住所が違う

 口座開設時は、現住所を提出する必要がある。本人確認書類で記載の住所を提出しなければ、口座開設は不可能であるが、引っ越しなどで住所が変わり、運転免許証などの住所が変更されていない場合は、現住所の記載がある電気・水道・ガスといった公共料金の領収書や社会保険料領収書などをもとに手続きを進められる会社もある。

FX口座開設をしたら、入金は必須?

 FXの口座開設後に、いくら入金が必要といった規定はない。また、口座開設維持費を徴収する会社も2020年4月時点ではほとんどない。

FX口座開設を家族に内緒で行うことは可能?

FX口座開設を最短即日で審査が完了する会社を3選」で紹介した会社で、オンラインによる本人確認書類の提出、写真撮影を行った場合、自宅に書類が届かないため、家族に内緒でFX口座開設を行うことは可能かもしれない。

 FX会社の中には現住所にDMを送る会社もあり、また税金面でいつかは家族にバレる可能性も少なくない。

FXの口座開設で年収は重要?

 FXの口座開設には、年収について、いくつかの選択肢から選ぶ方式で、報告する会社がほとんど。年収や投資可能な資金に関しては、口座開設の審査に関わることと思われるが、それを証明する書類提出を求められたことはなかった。

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