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楽天もセゾンも!キャッシュなしでできるポイント投資が続々登場

公開日:2017年9月8日 16:00
最終更新日:2019年5月2日

貯まったポイントで資産運用できる時代に

貯まったポイントで資産運用できる時代に

 ネット証券の登場以降、株式の売買手数料は劇的に安くなり、投資信託にいたっては今や100円から買えるようになった。資産運用のハードルがどんどん下がる中、投資はついに元手となる現金がなくてもできるようになっている。買い物やクレジットカード利用で貯まっていく「ポイント」を投資に回せるサービスが続々登場しているのだ。

 楽天証券は、楽天市場などで買い物すると貯まる「楽天スーパーポイント」で投資信託が買えるサービスをスタートした。

 投資信託の買い付けに使えるのは、楽天証券での株式売買などで貯まる「楽天証券ポイント」と、楽天市場や提携先での買い物で貯まる「楽天スーパーポイント」だ。楽天スーパーポイントは、100円の買い物に対し原則1ポイント付与され、1ポイント1円として楽天証券で扱うほぼすべての投資信託の買い付けに使える。

 楽天市場だけでなく、楽天トラベルや楽天マートなど楽天グループの利用のほか、マクドナルドやミスタードーナツ、くら寿司、ガソリンスタンドの出光サービスステーションなど提携店の利用でも貯められる。また、アンケートに回答するとポイントが付与される楽天リサーチなどでも貯められるので、理論上はお金を一切出さずに投資することも可能だ。

 ただし、「ポイント5倍キャンペーン」などで付与される「期間限定ポイント」は投信の買い付けには使えないので注意したい。

クレジットカードの利用ポイントで世界分散投資も

 クレジットカードのポイントで投資ができるサービスも登場している。インヴァスト証券がジャックスと提携して発行する「インヴァストカード」はポイント還元率1%のクレジットカードで、貯まったポイントは同社の「マネーハッチ」という自動投資システムを通して積立投資に回すことができる。

 ポイントは毎月、自動的に現金化され、マネーハッチにプールされる。そして最低750円(7万5000円の買い物相当分ポイント)分貯まったら、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスという全世界の株式に分散投資するETF(上場投資信託)に投じられる仕組みだ。また、積立金額が増えると日経平均株価やアメリカ株指数のひとつであるS&P500など、投資できる対象が増える。

 また、マネーハッチは投資信託ではなく自動売買システムなので、“ほったらかし”でも高くなれば売却して利益を確定したり、下げたらまた買い直すといった機動的な売買をしてくれる。とにかくクレジットカードで買い物するだけで、何もしなくても自動で積立投資が行われるのがメリットだ。

 ポイントを通して世界分散投資を「疑似体験」するサービスもある。セゾンカードでは、同社のクレジットカード利用で獲得できる永久不滅ポイントを運用に回し、ポイント自体を増やすことができるサービスを始めた。

 マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用する2本の投資信託から運用先を選択すると、運用成果によってポイントが増えたり減ったりする。しかしこれはあくまで実際の投信と連動する成果が出るだけなので、普通の投信と違って換金はできず、利用する場合はポイントに戻して使うことになる。投資未経験の人でも、資産の増減を体験することができるサービスといえるだろう。

 日本人は預貯金志向が強く、「貯蓄から投資へ」の流れがなかなか進まないとされる。そうしたなかで、続々登場する「ポイント投資」が、初心者の資産運用のハードルを下げることにつながっていくか注目されている。


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