マネーポストWEBマネーポスト公式サイト
> つみたてNISA、一般NISA、iDeCo…非課税投資の「トクする使い分け」

つみたてNISA、一般NISA、iDeCo…非課税投資の「トクする使い分け」

2017年10月17日 20:00

上手に制度を使い分けて将来に備えたい

上手に制度を使い分けて将来に備えたい

 2018年から新たにスタートする「つみたてNISA」が注目されている。投資に対する税金が非課税になる制度はいくつかあるが、どのように利用すれば「トクする」のか。ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子氏が、ケース別に解説する。

 * * *
 2018年1月から「つみたてNISA」という新たな少額投資非課税制度が始まります。2014年1月からスタートした「一般NISA」や2017年1月からスタートした「個人型確定拠出年金(iDeCo)」など、非課税の優遇制度がたくさんあるのでどれをどう利用すればよいか混乱している人も多いと思います。そこで今回は、タイプ別に向いている制度を紹介したいと思います。

「個人型確定拠出年金(iDeCo)」の仕組みに関しては、すでにマネーポストWEBで紹介したのでそちらの記事(「iDeCo活用」で老後資金2500万円を作るためには?)を参照していただきたいのですが、まずは「NISA」について簡単におさらいしましょう。

「一般NISA」を利用すると、年間120万円までの投資枠の中なら、株式投資に対する収益(配当や売却益)に対して税金がかかりません(非課税で運用できる期間は投資をした年から5年間です)。

「つみたてNISA」の場合は定期・定額での積立投資に限定した制度で、年間40万円までの投資枠に対し、その利益が20年間非課税となる制度です。一般NISAとつみたてNISAの違いは非課税期間と年間の非課税枠、投資対象などです。

 一般NISAは非課税期間が5年なのに対し、つみたてNISAは20年と「長期投資」ができるのがメリットです。20年間にわたって上限40万円の積立を続ければ、投資総額は800万円となるので、一般NISAの600万円(120万円×5年)より大きくなります。投資対象は一般NISAの場合、上場株式やリートなどにも投資できますが、つみたてNISAの場合は投資信託やETFなどに限定されます。一般NISAとつみたてNISAは同じ年に同時に使うことは認められず、どちらかを選択することになります。では、以下ケース別におすすめプランを紹介します。

投資初心者Aさんの場合──40歳、子供2人(0歳と2歳)、老後資産と子供の教育費を同時に育てたい、年90万円の余裕資金がある

・年50万円をiDeCo(個人型確定拠出年金)に
 例えば、Aさんの場合、老後資産の形成に関してはiDeCoを利用することをおすすめします。この制度では、拠出した資金は原則として60歳まで引き出しができないので、老後資金など長期間使わないお金を入れることになります。毎年50万円を積み立てると利回りゼロでも20年間で1000万円になり、節税効果も大きくなります。

・年40万円をつみたてNISAに
 教育費に関しては、子供が小さいので中長期的な視点での資産形成になってきます。今すぐに必要なお金ではないので、株式と債券を組み合わせた投資信託などを選びリスクを限定しながら非課税で運用できると理想的です。その資金はつみたてNISAで育てるのも手です。年40万円を20年間積み立てれば利回りゼロだとしても800万円になるので、大学資金の大部分を賄うことができそうです。NISAの場合、途中売却が可能なので柔軟にお金の取り崩しをすることも可能です。

投資に慣れているBさんの場合──単身35歳、年180万円の余裕資金がある

 Bさんの場合、お金を貯める目的は主に老後の準備になります。ただ、まだ35歳でありライフプランが今後大きく変わる可能性も高いので、柔軟に対応できるプランを立てることがポイントになります。

・年60万円をiDeCo(個人型確定拠出年金)に
 毎年60万円を25年間積み立てると利回りゼロでも1500万円になり、節税効果も大きくなります。もしずっと単身の場合、将来は有料老人ホームなどを利用する可能性もあるので、豊かな老後生活を目指す場合はできる限り多く資産を作りたいものです。

・年120万円を一般NISAに
 投資に慣れているため、積み立てではなく上場株式やリートなどに臨機応変に投資したいという方の場合、非課税枠の大きい一般NISAのほうが向いています。一般NISAが利用できる限りはこの制度を利用し、5年経って非課税ではなくなった場合はつみたてNISAを利用したり、個人型確定拠出年金の割合を高めたりすればよいでしょう。

 資産運用をする際には「換金しやすさ」がかなり大きなポイントになってきます。長い人生ではライフスタイルが大きく変わるようなイベントがあり得るからです。NISAの最大のメリットは換金しやすさなので、投資に回せる余剰資金がある場合は積極的に活用したいところです。

◆はなわ・ようこ/ファイナンシャル・プランナー、CFP認定者、1級FP技能士。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系投資銀行に入社。退職後、FPとして独立。『夫婦で貯める1億円!』『貯金ゼロからでも大丈夫!夫婦で一生に必要なお金がしっかり貯まる本』『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』など著書多数。http://yokohanawa.com/index.html

クレカのポイントで「0円投資」 対象カードとそれぞれの特徴を紹介
クレカのポイント投資 何に投資できる?
ポイントで投資可能なクレカ

インヴァストカード

カードの詳細を見る

【還元率】

1%~

(利用額100円
⇒1ポイント)

【入会費・年会費】

無料

※年会費は初年度無料
次年度以降1度の利用で無料

<イチオシポイント>

「カード利用」⇒「毎月自動でポイントが現金化」⇒「自動で国内外の株式に分散投資」と、手間がかからず簡単に資産運用が可能。投資先の銘柄も厳選されており、毎月1000円を積み立てた場合、過去実績では10年間の運用で、資金は1.5倍になるほど。

公式サイトで詳細を見る

楽天カード

カードの詳細を見る

【還元率】

1%~

(利用額100円
⇒1ポイント)

【入会費・年会費】

無料

<イチオシポイント>

楽天証券では100ポイントから投資信託を買うことが可能。楽天カードはポイントの貯めやすさが特徴。楽天市場や加盟店のカフェ・スーパーなどで買い物をすれば、通常の2倍、楽天市場のアプリからで通常の3倍、というようにポイントを増やせるシーンが豊富。

公式サイトで詳細を見る

ロボアドバイザー投資 超基礎編 特徴や代表的な会社を紹介
ロボアドバイザーの主要会社

WealthNavi
(ウェルスナビ)

サービスの詳細を見る

【コスト】

預かり資産の年率1%

※預入額に応じて割引も

【投資額】

10万円~

<イチオシポイント>

預かり資産・運用者数No.1※。質問に答えるだけでリスク許容度を判定し、各人にあわせた国際分散投資を始められる。自動積立やおつり投資の「マメタス」、預けた資産に応じてマイルがもらえるなど、サービスも多彩。

※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2017年12月末現在)」よりモーニングスター社調べ(2018年4月時点)

公式サイトで詳細を見る

THEO
(テオ)

サービスの詳細を見る

【コスト】

預かり資産の年率1%

※預入額に応じて割引も

【投資額】

1万円~

<イチオシポイント>

THEOは質問に答えれば、各人のタイプにあわせた運用タイプを提案。その後の運用・管理はすべてお任せできる。1万円から投資可能で、積立投資も可能。マイルを貯められたり、dポイントの還元があるなど、サービスも豊富。

公式サイトで詳細を見る
クレカのポイントで「0円投資」 対象カードとそれぞれの特徴を紹介
クレカのポイント投資 何に投資できる?
ポイントで投資可能なクレカ

インヴァストカード

カードの
詳細を見る

還元率:1%~

(利用額100円
⇒1ポイント)

入会費・年会費:無料

※年会費は初年度無料
次年度以降1度の利用で無料

【イチオシポイント】

「カード利用」⇒「毎月自動でポイントが現金化」⇒「自動で国内外の株式に分散投資」と、手間がかからず簡単に資産運用が可能。投資先の銘柄も厳選されており、毎月1000円を積み立てた場合、過去実績では10年間の運用で、資金は1.5倍になるほど。

公式サイトで
詳細を見る

楽天カード

カードの
詳細を見る

還元率:1%~

(利用額100円
⇒1ポイント)

入会費・年会費:無料

※年会費は初年度無料
次年度以降1度の利用で無料

【イチオシポイント】

楽天証券では100楽天ポイントから投資信託を買うことが可能。楽天ポイントを貯めるなら、楽天カード。楽天市場の買い物をアプリから行い、楽天カードで決済すれば、通常の5倍以上のポイントを貯められる。

公式サイトで
詳細を見る

ロボアドバイザー投資 超基礎編 特徴や代表的な会社を紹介
ロボアドバイザーの主要会社

WealthNavi
(ウェルスナビ)

サービスの
詳細を見る

コスト:

預かり資産の年率1%

※預入額に応じて割引も

投資額:10万円~

【イチオシポイント】

預かり資産・運用者数No.1※。質問に答えるだけでリスク許容度を判定し、各人にあわせた国際分散投資を始められる。自動積立やおつり投資の「マメタス」、預けた資産に応じてマイルがもらえるなど、サービスも多彩。

※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2017年12月末現在)」よりモーニングスター社調べ(2018年4月時点)

公式サイトで
詳細を見る

THEO
(テオ)

サービスの
詳細を見る

コスト:

預かり資産の年率1%

※預入額に応じて割引も

投資額:1万円~

【イチオシポイント】

THEOは質問に答えれば、各人のタイプにあわせた運用タイプを提案。その後の運用・管理はすべてお任せできる。1万円から投資可能で、積立投資も可能。マイルを貯められたり、dポイントの還元があるなど、サービスも豊富。

公式サイトで
詳細を見る

SBI証券

もっと情報を見る

【口座数】

400万以上

【NISA・iDeCoの取扱い】

あり

【投資信託】

約2530本

【外国株】

約3400銘柄

<イチオシポイント>

2017年9月にネット証券で唯一となる400万口座を突破。売買手数料は業界最安水準で、NISA、つみたてNISA、iDeCo、ロボアドバイザーなど取扱商品が多彩。

公式サイトで詳細を見る

楽天証券

もっと情報を見る

【口座数】

約225万

【NISA・iDeCoの取扱い】

あり

【投資信託】

約2450本

【外国株】

約2500銘柄

<イチオシポイント>

「売買に応じて楽天ポイントバック」「楽天会員なら口座開設の手間も削減」など楽天会員の特典が多い。売買手数料は業界最安水準で、取扱商品が多彩な点も特徴。

公式サイトで詳細を見る

マネックス証券

もっと情報を見る

【口座数】

約175万

【NISA・iDeCoの取扱い】

あり

【投資信託】

約1050本

【外国株】

5300銘柄以上

<イチオシポイント>

米国株の取扱い数が業界ダントツで多く、IPO投資にも向いている。「ワン株」サービスにより、1株単位の超小口取引も可能。

公式サイトで詳細を見る

SBI証券

情報を
もっと見る

口座数:400万以上

NISA・iDeCoの取扱い:あり

投資信託:約2530本

外国株:約3400銘柄

【イチオシポイント】

2017年9月にネット証券で唯一となる400万口座を突破。売買手数料は業界最安水準で、NISA、つみたてNISA、iDeco、ロボアドバイザーなど取扱商品が多彩。

公式サイトで
無料口座開設

楽天証券

情報を
もっと見る

口座数:約225万

NISA・iDeCoの取扱い:あり

投資信託:約2450本

外国株:約2500銘柄

【イチオシポイント】

「売買に応じて楽天ポイントバック」「楽天会員なら口座開設の手間も削減」など楽天会員の特典が多い。売買手数料は業界最安水準で、取扱商品が多彩な点も特徴。

公式サイトで
無料口座開設

マネックス証券

情報を
もっと見る

口座数:約175万

NISA・iDeCoの取扱い:あり

投資信託:約1050本

外国株:5300銘柄以上

【イチオシポイント】

米国株の取扱い数が業界ダントツで多く、IPO投資にも向いている。「ワン株」サービスにより、1株単位の超小口取引も可能。

公式サイトで
無料口座開設

「iDeCo」や「NISA」で株投資を始める
「NISA」と「つみたてNISA」、どちらを選ぶべきなのか
iDeCoは運用で儲かっても税金がかからないお得な口座
10年弱で400%超上昇 “日本最強”投資信託の実力とリスク
有名ブロガーの株主優待
年間300銘柄の株主優待をゲットする主婦の「3つの戦略」
優待ブロガー、年300銘柄の株主優待を手にする投資手法

※岡三オンライン証券、SBI証券、楽天証券、松井証券は1日の約定代金合計で、それ以外の証券会社は現物取引の1注文の約定ごとの売買手数料で掲載(情報は2017年12月28日時点)

会社名 ~10万円 ~20万円 ~30万円

岡三オンライン証券

0円

0円

350円

SBI証券
(アクティブプラン)

0円

191円

286円

楽天証券
(いちにち定額コース)

0円

191円

286円

松井証券

0円

300円

500円

ライブスター証券

80円

97円

180円

GMOクリック証券

95円

105円

260円

マネックス証券

100円

180円

250円

売買手数料で証券会社を比較「取引コストの安い証券会社は?」
外国株の取扱い銘柄数で証券会社を比較
SBI証券
松井証券
岡三オンライン証券
楽天証券
  • 当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
  • 小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2018 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。