外国株の取扱い銘柄数で証券会社を比較
公開日:2017年12月12日 12:00
最終更新日:2018年1月11日
外国株は証券会社によって取引できる銘柄数が異なる。人気の米国株を取引するのか、新興国株の中から掘り出し物を探すのか、など投資家それぞれのニーズによって最適な証券会社がわかれるのだ。
どれくらいの銘柄数を扱っているのか、が「外国株の証券会社選び」でまずは重要となるだろう。その他にも下記点にも注意しながら、証券会社を比較してみるといい。
【比較ポイント】
(1)取引したい市場の取扱い銘柄数
(2)売買手数料/取引条件(注文方法・スマホアプリなど)
外国株の取扱い銘柄が多い証券会社を比較
外国株が取引できる証券会社の中でも、取扱い銘柄数が豊富な証券会社をピックアップ。銘柄数に加え証券会社のメリット等も紹介。
※記載の銘柄数は、ETF(上場投資信託)やADR(米国預託証券)なども含む
※各種キャンペーンや情報は2017年12月12日時点の条件なので、詳細は必ずHPをチェック
米国株で“ダントツ”の取扱い銘柄数を誇る「マネックス証券」
外国株 取扱い銘柄数 |
<米国株>3350銘柄以上 |
外国株取引におけるメリット | ◆米株売買手数料は業界最低水準 ◆米株取引用のスマホアプリあり ◆米株の時間外取引/逆指値注文が可能 |
マネックス証券は外国株の中でも特に「米国株」に特化している。銘柄数は他社より2倍以上も多く扱っており、また「時間外取引が可能」「逆指値注文が唯一可能」「米株取引もできるスマホアプリ」など、米国株取引ユーザー向けにサービスを充実させている。
売買手数料も5米ドル~(1取引あたり)と業界最安水準。「とりあえず米国株の取引を検討している」という人から「頻繁に取引をしたい」人まで、米国株のサービスが豊富なので、幅広いニーズをカバーしてくれるだろう。
主要国・新興国の多彩な外国株を扱う「SBI証券」
外国株 取扱い銘柄数 |
<米国株>1400銘柄以上 |
外国株取引におけるメリット | ◆米株売買手数料は業界最低水準 ◆住信SBI銀行経由なら外貨両替が通常よりお得に |
SBI証券は米国株・中国株・韓国株・ロシア株・新興国株と多彩なラインナップが特徴。マネックス証券同様、米株の売買手数料は安い。
外国株は外貨建てで取引することが多く、日本円から米ドルなどの外貨に両替する必要がある。SBI証券の場合、住信SBI銀行経由の場合、SBI証券で両替するよりも為替コストを抑えられる(SBI FXを活用すればさらにお得にすることも)。
住信SBI銀行の口座開設は、SBI証券の口座開設の際にあわせて申し込むことができるので、手間も少ない。
外国株でも楽天ポイントをお得に活用できる「楽天証券」
外国株 取扱い銘柄数 |
<米国株>1330銘柄以上 |
外国株取引におけるメリット | ◆米株売買手数料は業界最低水準 ◆海外ETFの取扱い数は業界トップクラス ◆「超割コース」加入者は手数料の1~2%が楽天ポイントでキャッシュバック |
楽天証券も米国株を中心に多彩な外国株を取り扱っている。なかでも海外ETFの取扱い数は業界トップクラス。海外のETFは海外上場の銘柄を購入するほうがメリットは大きい。取引高が日本上場の銘柄よりも圧倒的に多いため、価格が安定する傾向にあるため。
また米国株の売買手数料もマネックス証券、SBI証券同様、安い。楽天証券の「超割コース」に加入していれば、手数料の1~2%を楽天ポイントでキャッシュバックされるので、楽天ポイントを普段から活用している人にはメリットが大きいだろう。
ホーチミン・ハノイ取引所上場のベトナム株すべてを取引できる「岩井コスモ証券」
外国株 取扱い銘柄数 |
<米国株>約100銘柄 |
外国株取引におけるメリット | ◆ホーチミン・ハノイ取引所上場の全銘柄を取引可能 ◆電話・対面取引が可能 |
米国株はこれまで紹介してきた証券会社より少ないが、岩井コスモ証券はベトナム株の取扱い銘柄数は業界でも群を抜いている。また外国株においては、電話・対面での取引となる。
岩井コスモ証券は創業100年を超える老舗証券会社で、日本株の取引においては手数料も1日の約定合計10万円までなら86円(定額コース)と安め。IPO投資にも役立つ口座なので、口座をもっておいても損はないだろう。口座維持費は、本記事掲載の証券会社同様、無料。
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SBI証券
もっと情報を見る
|
【口座数】 400万以上 |
【NISA・iDeCoの取扱い】 あり |
|
【投資信託】 約2530本 |
【外国株】 約3400銘柄 |
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<イチオシポイント> 2017年9月にネット証券で唯一となる400万口座を突破。売買手数料は業界最安水準で、NISA、つみたてNISA、iDeCo、ロボアドバイザーなど取扱商品が多彩。
公式サイトで詳細を見る
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楽天証券
もっと情報を見る
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【口座数】 約225万 |
【NISA・iDeCoの取扱い】 あり |
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【投資信託】 約2450本 |
【外国株】 約2500銘柄 |
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<イチオシポイント> 「売買に応じて楽天ポイントバック」「楽天会員なら口座開設の手間も削減」など楽天会員の特典が多い。売買手数料は業界最安水準で、取扱商品が多彩な点も特徴。
公式サイトで詳細を見る
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マネックス証券
もっと情報を見る
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【口座数】 約175万 |
【NISA・iDeCoの取扱い】 あり |
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【投資信託】 約1050本 |
【外国株】 5300銘柄以上 |
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<イチオシポイント> 米国株の取扱い数が業界ダントツで多く、IPO投資にも向いている。「ワン株」サービスにより、1株単位の超小口取引も可能。
公式サイトで詳細を見る
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SBI証券
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口座数:400万以上 |
NISA・iDeCoの取扱い:あり |
投資信託:約2530本 |
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外国株:約3400銘柄 |
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【イチオシポイント】 2017年9月にネット証券で唯一となる400万口座を突破。売買手数料は業界最安水準で、NISA、つみたてNISA、iDeco、ロボアドバイザーなど取扱商品が多彩。
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楽天証券
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口座数:約225万 |
NISA・iDeCoの取扱い:あり |
投資信託:約2450本 |
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外国株:約2500銘柄 |
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【イチオシポイント】 「売買に応じて楽天ポイントバック」「楽天会員なら口座開設の手間も削減」など楽天会員の特典が多い。売買手数料は業界最安水準で、取扱商品が多彩な点も特徴。
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マネックス証券
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口座数:約175万 |
NISA・iDeCoの取扱い:あり |
投資信託:約1050本 |
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外国株:5300銘柄以上 |
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【イチオシポイント】 米国株の取扱い数が業界ダントツで多く、IPO投資にも向いている。「ワン株」サービスにより、1株単位の超小口取引も可能。
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