優待ブロガー、年300銘柄の株主優待を手にする投資手法
公開日:2017年3月16日 16:00
最終更新日:2021年3月2日
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各企業の決算期が集中する春は、株主優待の季節。そこで、カリスマ優待ブロガーとして知られる「かすみちゃん」の充実の優待ライフに完全密着。この春、ぜひゲットしておきたい注目の優待銘柄とあわせて紹介する。

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株主優待銘柄に投資するようになったのは、2004年からで、株価が上がった下がったと一喜一憂するより、優待品をもらえることが嬉しかったのがきっかけです。今では常時120銘柄ほど保有しているうえ、権利確定日には「クロス取引」(後述)もして年300銘柄ほどの優待をもらっています。
以前は100円ショップの商品詰め合わせや学研HDの工作シリーズなどももらっていたのですが、山積み状態で部屋がいっぱいになってしまいます。そこで最近では、割引券とか食べ物、飲み物のように、使ったらなくなるものを選んでいます。
イチ推しは、すかいらーく(3197)です。2月に株主優待拡充を発表し、今までの3倍の食事券がもらえることになりました。最低単元の100株で3000円分(6月、12月)がもらえるのですが、1000株だと3万3000円(6月)、3万6000円(12月)の食事券がもらえます。優待+配当利回りは年6%超になります。
食事券がもらえるダイヤモンドダイニング(3073)やクリエイト・レストランツHD(3387)もお気に入りです。やはり身近に店舗が多い飲食店は便利です。もし余ったとしても、誰かにあげることもできます。
まずは自分の生活圏にあるような店の優待を選ぶことから始めてみるといいと思います。
たとえばイオン(8267)は優待カードがもらえて、買い物金額の3~7%のキャッシュバックが受けられます。しかも、イオン、マックスバリュなどの店舗では「お客さま感謝デー」の5%割引とも併用できます。近くに店舗がある人は絶対に有利な優待だと思います。
毎日の食卓に並ぶお米も、優待でお得に手に入ります。魚沼産コシヒカリがもらえる前澤給装工業(6485)や積水ハウス(1928)、イオンファンタジー(4343)は注目。ただ、新米ができる10月頃にまとまって届くことが多いのでご注意を。
5000円相当の品がもらえるオリックス(8591)のカタログギフトでは、ハンバーグ、カレー、お肉などをもらったりして、すごく重宝しています。ロングライフHD(4355)のレトルトカレーもおいしくて大好きです。