LINE証券でポイント投資 初心者でも始められる株の買い方
公開日:2020年4月16日 13:00
最終更新日:2020年4月21日
LINEで貯まったポイントは、「LINE証券」で株を買うこともできる。LINE証券は数百円の少額から株を購入できることも特徴で、ポイントだけで株投資を始めることも可能。
LINE証券の口座開設方法からポイントで株を買うやり方まで、詳しく紹介する。
LINE証券でポイントを使って株を買う方法
LINE証券のポイントを活用して、株を購入するやり方に関して概要を紹介する。
LINE証券で使える「ポイント」とは
LINE証券で使えるポイントとは、LINEアプリに貯まっている「LINEポイント」。1ポイント=1円換算で、株取引の口座に活用できる。
LINEのアプリでショッピングをするなど、LINEのサービスを利用する中で、ポイントは貯まっていくものの、使い道に困っていた人はこうした投資サービスに活用することもできる。
LINEポイントを使って株を買う方法
【LINEポイントで株を買う方法】
- LINE証券に口座開設
- LINE Payに登録(LINE Moneyアカウント)
- LINEポイントをLINE証券口座に入金
- LINE証券で気に入った銘柄を買う
LINEポイントで株を買うまでには3つの準備がある。ひとつめの「LINE証券の口座開設方法」はのちに画像付きで紹介する。
LINE Payの登録に関しては、スマホ決済の「LINE Pay」をすでに活用し、アカウントのタイプを「LINE Money」にしている人は、次のステップに進める。それ以外の人は口座開設の次に解説する。
LINE Payのアカウント登録がすめば、ポイントをLINE証券の口座に移管して、気に入った株を購入するだけ。
LINE証券の口座開設方法
LINE証券の口座開設の申し込みはスマホで完結できる。順を追って、口座開設方法を見ていこう。
口座開設ページに移動する
下記リンクより口座開設ページに移動する。口座開設はスマホで行うことになるため、PCで口座開設ページに移動した場合、手元のスマホから「QRコード」を読み込み、スマホで口座開設の申し込みを行う。
口座開設ページで「はじめる」を押す
口座開設ページに移動したら、画面下の「はじめる」を押す。
利用規約を読む
利用規約を読み、問題なければ同意を押し、進める。
国籍や年齢、確定申告に関する質問
このページでは5つの質問事項に回答をする。他の証券会社の口座開設時でも同様の確認をされる。「確定申告の方法」に関しては、「LINE証券に任せる」を選ぶと、取引で発生した利益に関し、源泉徴収をLINE証券の方で行ってくれる。
【5つの質問事項】
- 日本国籍であること
- 20歳以上70歳未満である
- 外国の重要な公的地位にはいない
- 確定申告の方法(自分で行う or LINE証券に任せる)
- 投資の方針(安定運用 or 積極運用)
本人情報を入力
氏名や生年月日、住所を入力する。ここで記入した住所に管理画面のログインに必要なID・PWが送付される。
電話番号の登録
電話番号の登録をすると、LINE証券からSMS(ショートメッセージ)でスマホに暗証コードが送られるので、そのコードが届いたら入力をする。
本人確認書類の送付
本人確認書類を送付する手続きを行う。本人確認書類は「マイナンバーカード+運転免許証」もしくは「マイナンバー通知カード+運転免許証」の組み合わせで手続きを行え、これらはスマホのカメラで撮影するだけで、本人確認書類の登録が行える。
マイナンバー通知カードなどがすぐには見つけられない場合は下記のような組み合わせでも登録は進められる。
【マイナンバー通知カードがすぐに見つからない場合の本人確認書類の組み合わせ】
- マイナンバー記載の住民票の写し+運転免許証
- マイナンバー記載の住民票の写し+健康保険証
口座開設完了
本人確認送付してから、いくつかスマホで写真を撮影すると、手続きは完了する。「かんたん本人確認」で手続きをした場合、審査完了後に、LINE証券のアカウントからLINEにメッセージが届く。あとはそのメッセージから手続きをすませれば、取引が可能になる。
LINE Payの「LINE Money」アカウント登録方法
LINE Payは、LINEアプリの右下の「ウォレット」から、同画面内の上部のLINE Payの枠をタップして利用を始めることができる。「LINE Money」アカウントの詳しい登録手順については下記タブより。
LINE Moneyアカウントは本人確認をすることで登録
【本人確認前と後のアカウント名】
- 本人確認前:LINE Cashアカウント
- 本人確認済み:LINE Moneyアカウント
LINE Payの「LINE Money」アカウントは、「本人確認」をすることで登録できる。本人確認は「ウォレット」⇒「LINE Pay残高」をタップ(LINE Payメニューへ)⇒下の方の「設定」⇒「本人確認」より行うことができる。
本人確認の方法は2種類
【本人確認の方法は2種類】
- 銀行口座で本人確認
- スマホで身分証を使い本人確認
LINE Payにおける「本人確認」は2種類の方法があり、銀行口座を使うやり方とスマホで身分証を撮影するなどのやり方がある。
銀行口座で本人確認
銀行口座による確認方法は、ネットバンキングに登録している銀行口座をLINE Payと連携するやり方。保有する銀行口座の中に、ネットバンキングに登録している口座があれば、そのネットバンキングへログインするためのID・PWを使い、LINE Payと連携すすることで、本人確認も完了となる。
スマホで身分証を使い本人確認
スマホで顔写真付きの身分証を使い、本人確認を進める方法(「スマホでかんたん本人確認」)。利用できる身分証明書は下記。
【LINE Pay本人確認に使える身分証明書】
- 運転経歴証明書
- 日本国パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 特別永住権証明書
LINE証券で株を買うやり方
LINE証券で株を買うためには、大きく4つのSTEPを踏むだけ。
【株を買うまでの4STEP】
- 入金
- 買いたい銘柄を探す
- 銘柄詳細を見る
- 購入数を決定し、完了
LINE証券口座に入金
LINE証券への入金は、LINE証券ホーム画面の右下の「・・・」から「入金」を選択し、LINE証券の口座に入金する額を入力する。LINEポイントも1ポイント=1円換算で、入金が可能。
入金方法は2種類あり、「LINE Payアカウント」からの入金は手数料無料で、「銀行口座」からの入金は各行ごとの振込手数料が発生する。
買いたい銘柄を探す
買いたい銘柄を探す方法は大きく4つある。気になる銘柄が見つかれば、それをタップすると、銘柄詳細のページに移動する。
【買いたい株を探す4つの方法】
- 1.少額銘柄から買う株を探す
-
少額で買える銘柄として、「3000円以下で買える」というメニューが用意されている。数百円単位で買える銘柄も多数揃っているので、見慣れた企業の株を試しに買ってみるということもできるだろう。
- 2.業種から買う株を探す
-
企業の業種から買いたい株を探すことも可能。メニューには、小売り・外食、機器メーカー、食品、ITサービス・その他、医薬品・素材・化学、金融、運輸・物流、商社・卸売、建設・資材、不動産、エネルギー、電力・ガス、鋼鉄・非鉄がある。
- 3.「お気に入り」の多い銘柄から買う株を探す
-
「お気に入り数が多い」というメニュには、LINE証券の他のユーザーが「お気に入り」に入れた銘柄を見ることができる。そこには前週に新規でお気に入りに追加された数が多い銘柄が多い順に表示されているので、そこから買いたい株を探すこともできる。
- 4.前日の値上がり率から買う株を探す
-
「値上がり率」というメニューには、前日比で価格の上昇が大きかった銘柄を掲載。前日の上昇率なので、中長期的な好調を示唆するわけではないが、ここを参考に、勢いのある銘柄を探すこともできるだろう。
銘柄詳細を見る
銘柄詳細のページでは直近の株価の推移や企業の情報などを見ることができる。
【銘柄詳細のページで見られること】
- 株価推移(1日、1週間、1か月、3か月、1年、5年)
- 直近の高値安値始値、前日終値、PER、PBR、時価総額
- 簡単な企業情報
- 直近の業績推移
- 配当金(権利付き最終日、権利落ち日)
購入数を決定し、購入完了
銘柄詳細画面の下の方にある「買う」を押すと、購入数量を決める画面に移行する。買いたい数を入力し、進めれば、株の購入は完了する。
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