楽天カードの特徴・ポイントの貯め方・使い方を詳しく解説
公開日:2018年7月12日 8:00
最終更新日:2020年5月1日
特徴 |
◆ポイントを貯めやすい・使いやすい ◆カードの種類が豊富で、多彩なニーズに対応 ◆ポイントを原資に投資信託を購入可 |
CMでおなじみの楽天カードは2005年に発行以降、順調に会員数を伸ばし、2018年1月現在、会員数は1200万人を突破した。最大の特徴は、楽天のポイントプログラム「楽天スーパーポイント」が貯まりやすいこと、そしてポイントの使い勝手がいいことにある。
ここでは楽天カードの特徴やポイントの貯め方・使い方について紹介しよう。
【(参考記事)クレジットカードのポイント活用方法】
楽天カードの概要
年会費 | ポイント還元率 | 対応ブランド |
---|---|---|
永年無料 |
1%~ (利用額100円 |
JCB、Mastar Card、VISA |
ETCカード | 付帯保険 | 家族カード |
あり |
海外旅行傷害保険、盗難保険 |
あり |
年会費 | ポイント 還元率 |
対応 ブランド |
---|---|---|
永年無料 |
1%~ (利用額100円 |
JCB、Mastar Card、VISA |
ETCカード | 付帯保険 | 家族カード |
あり |
海外旅行傷害保険 |
あり |
楽天カードの特徴
楽天カードの特徴は、おもに3つある。
(1)ポイントを貯めやすい
楽天カードは、通常100円につき1ポイント貯まる。つまり1%の還元率だが、楽天市場での買い物時に利用すると3%(ゴールドカードやプレミアムカードなら5%)の還元率となる。
(2)ポイントの使い勝手がいい
貯めたポイントは、楽天グループのサービス利用時に1ポイント=約1円で使用することができる。電子マネーやマイルに交換も可能だ。
(3)種類が豊富
デザインが選べるカード、ポイント還元率が高いカード、海外旅行に強いカードなど、ライフスタイルで選べる。
特徴1)ポイントを貯めやすい
楽天カードは「ポイントを貯めやすい」ということで人気がある。楽天カードならではのポイントの貯め方を紹介しよう。
楽天市場や加盟店での買い物に使う
楽天市場や加盟店での買い物に楽天カードで決済すれば、100円につき3ポイント、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードの場合は5ポイント貯まる。
「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」で貯める
SPUとは、楽天トラベル、楽天モバイル、楽天銀行、楽天ブックス、楽天ビューティなどの各サービスの利用条件を達成すると、その月の楽天市場での買い物時のポイントが最大14倍となるプログラムのこと。プログラムにはエントリーする必要はない。
加盟店でのカード決済で、ポイントはさらに倍!
楽天ポイントが使える加盟店で楽天カードを使用すれば、楽天ポイントとして100円につき1ポイント貯まるだけでなく、カード決済分としても100円につき1ポイント貯まる。
つまり1万円の買い物をした場合、通常の楽天ポイント100ポイントと、カード決済分の100ポイントの合計200ポイントが貯まる計算だ。
楽天edyのオートチャージ機能で自動的に貯める
楽天カードには、コンビニなどで使える電子マネー「楽天edy」の機能が無料で付帯できる。チャージすれば200円で1ポイント、利用時も200円で1ポイント貯まる。さらにオートチャージ機能にしておけば、残高を気にすることもなく、かつポイントも自動的に貯まっていく。
加盟店以外でもポイントが貯まる
楽天カードはいわゆるクレジットカードだから、楽天グループ以外のお店でも普通に利用できる。カード決済分として、100円で1ポイント貯まる。
特徴2)ポイントの使い勝手がいい
クレジットカードのポイント交換でよくあるのが、カード会社がセレクトした商品の中からポイント数に応じて交換する方法だ。でも、せっかくポイントを貯めたのに交換したいものがない……なんて経験もあるだろう。しかし楽天カードは、貯めたポイントをお金のように自由に使うことができる。その方法を紹介しよう。
楽天市場で使えば、またポイントが貯まる
楽天市場や楽天ポイントカード加盟店ならば、1ポイント=1円相当の換算で使用できる。しかも楽天市場ならポイントで支払っても、100円相当(100ポイント)につき1ポイント貯まる。
楽天edyに交換も可能
ポイントチャージ申請をすれば、楽天カードで貯まった通常ポイントを電子マネー「楽天edy」に交換ができる。
マイルに交換
ANAのマイルに交換も可能。通常ポイント50ポイント以上あれば、2ポイントにつき1マイルに交換ができる。
貯めたポイントで投資に挑戦も
貯めた通常ポイントは、投資の資金源にすることも可能だ。
具体的には、楽天証券で扱っているほぼすべての投資信託が金額指定で購入できる。最低100ポイントから1ポイント単位と、少額から始められるのが魅力。買い物をして自然と貯まったポイントが資金源だから「将来のお金について考えたいけど何から始めていいからわからない」という人にとっては、改めて資金を必要としない分、精神的なハードルもなく気楽に始められるだろう。また投資信託の残高10万円につき毎月4ポイント受け取れるから、投資をしながらさらにポイントも貯まっていく。
ポイントで投資を始めるには
ポイントで投資を始めるには、楽天証券と楽天銀行の口座を開設が必要となるが、口座開設は無料。さらに楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」を申し込み、取引ごとにポイントが貯まる楽天銀行のハッピープログラムにエントリーすることで始められる。
一見手間がかかるように見えるが、マネーブリッジは申込無料なうえ、楽天銀行の普通預金の金利が通常の5倍と優遇されるお得なサービスがついているので、手続きしても損はない。
特徴3)種類が豊富
楽天カードはデザインのほか、カードごとにさまざまな付帯サービスがある。種類によっては基本の「楽天カード」よりポイントを貯めやすかったりと、特典はグレードアップする一方で、年会費がかかるケースもあるので、各カードの特典を確認のうえ、検討してほしい。
デザインが選べて年会費無料「楽天カード」
スタンダードな楽天カード。楽天のキャラクター「お買い物パンダ」、ディズニー、FCバルセロナなど、カードデザインが豊富。
女性向け付帯サービスをカスタマイズ「楽天PINKカード」
女性にうれしい割引クーポンや優待特典、女性向け保険など、付帯サービスをオプションで追加できる女性向けのカード。年会費は無料。複数のデザインの中から選べる。
マイレージを直接貯められる「楽天ANAカード」
決済時にポイントではなく、直接ANAのマイレージを貯めることもできるカード。年1回の利用で年会費が無料となる。
楽天市場でポイント最大5倍「楽天ゴールドカード」
楽天市場でのお買い物でポイント最大5倍貯まるカード。国内空港ラウンジおよび一部の海外空港のラウンジが無料で使用できる(2018年9月から年間2回まで無料)。
海外旅行に行くなら「楽天プレミアムカード」
楽天市場での買い物でポイント最大5倍貯まるカード。国内空港および海外の空港のラウンジは無料、海外旅行損害保険は最高5000万円までなど、海外旅行に行く人には充実したサービスがついている。
学生専用カード「楽天カードアカデミー」
18~28歳の学生のみが使用できるカード。発行から1年間は楽天ブックスの利用でポイント5倍、楽天トラベルでの高速バス予約や楽天ダウンロードの利用でポイントが3倍貯まる。
特典や付帯保険など
楽天カードの特典や付帯保険についてもまとめた。
ETCカード
年会費540円(税込み)で付帯可能。楽天ポイントのダイヤモンド会員やプラチナ会員なら年会費は無料となる。
楽天edy
電子マネーの「楽天edy」を無料で付帯できる。オートチャージ機能も可能。
海外旅行傷害付帯保険
日本を出国する前に自宅から出発空港までの交通費や飛行機代、または海外旅行のツアー代金の支払いに楽天カードを使用していれば、海外旅行先での病気やケガ、携行品の破損について最高2000万円まで(楽天プレミアムカードは、最高5000万円まで)補償される。
カード盗難保険
カードを紛失・盗難にあった際に、24時間対応してくれる。万が一不正利用された場合も損害金を補償してくれるなど心強い。
ポイントを無駄にしないために
楽天カードで貯まるポイントは「楽天スーパーポイント」といって、いわゆる楽天会員が貯める「楽天ポイント」と同じものだ。種類は2つあり、ひとつは最後にポイントを獲得してから1年以内に使用すれば使用期間が延長する「通常ポイント」、もうひとつは使用期間が延長できない「期間限定ポイント」という。ポイント使用時は基本的に期間限定ポイントから消化されるが、サービスによっては、通常ポイントのみ消化される場合もある。
楽天カード申し込み方法
STEP1 | 必要情報の入力 |
STEP2 | 審査 ⇒数日で完了し、登録したメールアドレスに連絡がくる |
STEP3 | 審査完了 |
楽天カード会社情報
会社名 |
楽天カード株式会社 |
本店所在地 |
東京都世田谷区玉川1-14-1 |
設立 |
2001年 |
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