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ロボアドバイザー投資 超基礎編 特徴や代表的な会社を紹介

2018年7月27日 6:00

 ロボアドバイザーは、いくつかの質問に答えるだけで、自分に合う資産運用プランの提案から売買までを任せられるサービス。「ロボアド」と呼ばれることもある。

「投資をしたことがない」「忙しくて投資をやるヒマがない」などのハードルを、ぐっと下げてくれる話題のサービスだ。

 本記事ではロボアドバイザーのメリットや取扱い会社、注意点まで、詳しく解説する。

ロボアドバイザーを使うメリットは?

 ロボアドバイザーには、どんなメリットがあるのだろうか?

メリット1:始めるまでやることが少ない

 ロボアドバイザーは質問に答えるだけで、自分に合う最適なプランを提案してくれる。商品の選定・売買まで一括してお任せすることも可能なので、運用スタートまで手間はほとんどかからない。

メリット2:運用をスタートした後もやることが少ない

 運用をスタートした後も、自動で資産配分を調整する「リバランス」の機能を備えたものがある。運用を始めたあとに、ニュースで情報を仕入れて、金融商品を買い直したりといった手間を減らせることも特徴。

メリット3:少額から始められる 100円からOKのサービスも

 ロボアドバイザーは少額で始められるのも魅力の1つ。1日100円ずつ始められる、といったサービスもあるので、まずは少ない資金から始めて、徐々に運用額を増やしていくのも良いだろう。

ロボアドバイザーは大きく2タイプ

 ロボアドバイザーには、大きく分けて2つのタイプがある。それぞれの特徴を知って、自分に合ったロボアドバイザーを見つけよう。

投資一任型のロボアドバイザー

 投資一任型のロボアドバイザーはいくつかの簡単な質問に答えるだけで、「自分の考えや目的に合わせて最適な資産の組合せ(ポートフォリオ)を自動で選定」⇒「そのポートフォリオに沿って必要な金融商品を自動で購入」してくれる。一旦スタートすれば、株式市場の変化にあわせて、リバランス(資産配分の調整)までしてくれるものも。
 
 頻繁に状況をチェックする必要がないので、資産運用初心者や忙しくて投資から離れている人にも向いている。

投資助言型(アドバイス型)のロボアドバイザー

 投資助言型(アドバイス型)は、「ポートフォリオの提案」のみのロボアドバイザーを指す。実際の金融商品の購入や売却は自分で行う必要がある。基本的には無料で利用可能。

投資一任型の主なロボアドバイザー一覧

 投資一任型のロボアドバイザーを代表的な5つに絞って紹介しよう。

Wealth Navi / ウェルスナビ

wealthnavi-TOP画像

 ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズムを導入したロボアドバイザーサービスで、2018年3月末時点の預かり資産は約682億円に及ぶ、国内No.1の規模のサービスだ(5月には800億円を突破)。

 ANAやJALのマイルなどとも提携したり、長く利用すると手数料が割引となるサービス、節税用に収益調整をしてくれる機能などもある。

THEO / お金のデザイン

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 2016年2月にサービス提供を始めた国内初の独自開発ロボアドバイザーサービス。預かり資産は約230億円(2018年3月末時点)。

 1万円から国内外の幅広い資産に投資ができることが特徴で、他にもJALマイルやdポイントが貯まるサービスもある。地方銀行や証券会社などと連携したTHEO+というサービスも提供。

楽ラップ / 楽天証券

 ネット証券大手の楽天証券が提供する投資一任型のロボアドバイザー。預かり資産は310億円(2018年3月末時点)。

 手数料体系が2つあり、積極的に利益を追求する人は「固定報酬型」、安定運用志向の人は「成功報酬併用型」のように自分の運用資金や方針に合わせて選べる。また「楽天スーパーポイント」の限定キャンペーンなども実施されことがあるので、楽天ユーザーには嬉しい。

マネラップ(MSV LIFE) / マネックス証券

 ためる、たのしむ、そなえるの3つの基本タイプを選び、簡単な質問に答えるだけで、資産計画を作成してくれるロボアドバイザーサービス。預かり資産は約30億円(2018年3月末時点)。

 1000円から始めることができるので、初心者も挑戦しやすい。マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が、最新の金融工学と長年の金融業界での経験をもとに構築されたアルゴリズムを使用して運用を行う。

ダイワファンドラップオンライン / 大和証券

 対面証券で唯一の投資一任型ロボアドサービスとして、2017年1月に提供を開始。

 目的に合わせて「ライフプランニング」「資産運用プランニング」「リスク許容度診断」の3種類からシミュレーション診断ができる。1万円から始められるのも魅力。

 対面証券ならではのサービスで、全国150以上におよぶ店舗やコールセンターでのサポートも行っている。

FOLIO(フォリオ)

 個人のリスク許容度ではなく、「投資したいテーマ」を選ぶだけで、テーマに合った国内株式10銘柄を自動で選定、取引してくれる。各銘柄の配分は、ファンドマネージャーが市況に合わせて判断。リバランス機能もある。

 またひとつのテーマの中にも、「バランス型」「ディフェンス型」「グロース型」「バリュー型」の4タイプがあり、投資スタイルによって銘柄の配分比率が変わる。

MY DC(お金のデザイン)

 話題のiDeCo(確定拠出年金)専用のロボアドバイザーで、アドバイザー機能としてTHEOが導入されているサービス。

投資助言型(アドバイス型)の主なロボアドバイザー一覧

 無料で利用できる投資助言型は、資産運用の入口として多くの銀行や証券会社などでも提供をしている。そこで、証券会社、銀行、資産運用会社、その他の4部門に分けて主なロボアドバイザーを紹介しよう。

証券会社部門

 証券会社が提供するロボアドバイザーは、ポートフォリオに合った具体的な商品を提案してくれる。その証券会社に口座を持っていれば、その商品をそのまま購入できるものが多い。

 ほとんどのサービスが、各社の取扱銘柄の範囲内での提案となるので、より細やかな提案を期待する場合には、採用銘柄の多いサービスを探すこともポイントだ。

■投信工房 / 松井証券
松井証券-投信工房

 投資信託を対象としたロボアドバイザーで、ポートフォリオの提案はもちろん、最初の購入設定さえすれば、運用中のリバランスもしてくれる投資助言型の中ではかなり投資一任型に近いサービスだ。1日100円から始められて、もちろん利用手数料も無料。

【証券会社が提供するその他のロボアドバイザーツール】
・ファンドアイ(fund eye) / SMBC日興証券
・アンサー(answer) / マネックス証券
・ファンドミー(FUND ME) / カブドットコム証券
・投信ロボ / 岡三オンライン証券
・ロボのぶくん / 楽天証券
・SBI-ファンドロボ / SBI証券
・カライス(KALAIS) / 東海東京証券
・Probo / 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・ゴールベース / 野村證券

銀行部門

 銀行が提供するロボアドバイザーも、多くは自社で扱っている投資信託からの提案となる。サービスの種類は大きく2つ。

 1つは既存のサービスを自社用にアレンジして提供しているもの。例えば、THEOや明治安田アセットマネジメントのサービスが主な例だ。もう1つは自社で開発・提供しているもので、今回はこちらを紹介する。

■SMART FOLIO / みずほ銀行
みずほ銀行-SMRTFOLIO

 投資信託を対象としたロボアドバイザーサービスで、ポートフォリオの提示後、ワンクリックで購入もできる。

 みずほ銀行以外で保有している投資信託も、ポートフォリオ計算のラインアップに組み込むことができるため、保有資産のバランスを総合的に確認することが出来る。

【銀行が提供するその他のロボアドバイザー】
・Guide! / りそな銀行グループ
・とうしの入り口 / 三井住友信託銀行
・SMBCロボアドバイザー / 三井住友銀行
・ロボアドバイザー・アセットプランナー / 第四銀行
・ひまりんの資産形成シミュレーション / 千葉銀行

資産運用会社が提供するロボアドバイザー

 ロボアドバイザーの投資対象の1つでもある「投資信託」を運用・管理しているのが「資産運用会社(アセットマネジメント会社)」だ。

 提案する金融商品の銘柄は自社の商品の中から、というのが一般的なため、なるべく提案銘柄の多いものや、販売している会社が多い商品を提案してくれるロボアドバイザーサービスを活用したい。

■ポートスター / 三菱UFJ国際投信
三菱UFJ国際投信-ポートスター

 簡単な質問に答えると、最適なポートフォリオを提案。さらに同社が運用する「eMAXIS」の「最適化バランス」シリーズの5本の中から、提案したポートフォリオを実現するのに適した1本を紹介してくれる。

 提案銘柄は、バランスファンドと呼ばれる市況の変動に応じて運用自体を調整してくれる投資信託のため、1本でも一定のリバランス効果が期待できる。

【資産運用会社が提供するその他ロボアドバイザー】
・ファンドサーチ ロボアド&シミュレーション / 明治安田アセットマネジメント
・積立投資ロボ・アドバイザー / 明治安田アセットマネジメント
・ファンドロイド / 大和証券投資信託委託
・Funds Robo / 野村アセットマネジメント
・CAPTAIN One / アセットマネジメントOne

その他のロボアドバイザー

 一般の金融機関以外が提供をしているロボアドバイザーを紹介しよう。

■東証ETFロボアドバイザー / 東京証券取引所
 東京証券取引所がMILIZEに運営を委託しているロボアドバイザーで、投資対象は東京証券取引所に上場しているETF。実際の購入は各証券会社になる。

■ヴェスタ(VESTA) / Good Moneyger
 楽天証券の口座で取引できる投資信託を対象としたロボアドバイザー。「徹底的に安定運用を目指す」のがコンセプトで、市況の見通しが分かりにくい場合などは、現金化なども視野に入れたアドバイスをしてくれる。

 金融仲介業者(IFA)が運営しているため、中立的かつ専門的なアドバイスがもらえる。

■資産の窓口 / 財産ネット
 自分の資産状況を入力すると、ライフプラン診断や収支診断、保険やローンの乗り換えまでアドバイス。資産運用の適正ポートフォリオや具体的な商品の提案もしてくれる。

 さらに詳しい情報を知りたいときは、プロトレーダーやアナリストなどからアドバイスをもらえる。

■ドーナツ / Sasuke Financial Lab
 保険を対象にしたロボアドバイザーツール。保険にまつわる悩みに答えると、その悩みの解決に適した保険と保険料の目安を提示してくれる。

ロボアドバイザーで投資ができるもの

 ロボアドバイザーで投資できる金融商品はさまざま。それぞれの特徴を知ることで、自分がイメージする資産運用に近づけたい。

投資信託

 分散投資の代名詞。多くの投資家から資金を集め、運用戦略に沿って株や債券などに分散して投資をするパッケージ商品。個別株などよりも安定した値動きが期待できる。

 運用は、投資のプロである資産運用会社が行う。ロボアドバイザーで提案される投資信託は、運用に係る手数料(信託報酬)が比較的低いものが多い。

ETF(上場投資信託)

 日経平均など、主に特定の市場の値動きを表す「指数」に連動する金融商品。投資信託のように分散投資の効果も期待しつつ、株式のようにフレキシブルに売買できる、といった特徴を持つ。

 一般的な投資信託と比べて信託報酬も低いので、投資一任型のロボアドバイザーの投資対象として採用されることが多い。

個別株

「FOLIO」の投資対象。個別株は価格が上がった場合の収益が大きいのが特徴だが、下落時の損失も大きいため、初心者が自分で運用をするにはハードルが多い。

 ロボアドバイザーなら、銘柄選びや売買のタイミングまで自動で判断してくれるので、初めての人はぜひ活用したい。

保険

 投資助言型ロボアドバイザー「ドーナツ」で提案してくれるのが保険だ。

 最適な保険商品は、自分のライフスタイルの変化や健康状態によって日々変わる。また保険会社各社、多彩な保険商品を提供しているので、最適な保険選びや定期的な見直しに活用したい。

定期預金

 定期預金は、iDeCo型のロボアドバイザー「MY DC」の対象になっている。

ロボアドバイザー投資の注意点

 ロボアドバイザーで投資をする際の注意点を紹介しよう。

トータルコストを考える

 投資をする際に気になるのが手数料などのコストだが、安ければ安いほど良いというワケではない。適切な運用のためには、一定のコストがかかることは理解しておきたい。

 過去の運用成果などを見ながらバランスに注意して、最終的に獲得できる収益をイメージしながらサービスを選びたい。

ロボアドバイザーの仕組みも確認

 ロボアドバイザーは、金融工学や投資のプロの戦略を駆使したものから、Excel統計で設計されたものまでその仕組みはさまざま。

「投資対象投資信託かETFか」「投資先は国内か世界か」「分散の数はどのくらいか」「運用方針は安定志向かバランス志向か」「リバランスの回数はどの程度か」「どのような運用手法を採用しているのか」など、サービスによって違うのでチェックしたい。

自動でも、たまにはチェックしよう

 ロボアドバイザーの最大の魅力は、全ておまかせで資産運用ができることだが、定期的なチェックもしておきたい。

 気になるニュースを見かけたら、ボーナスが出たら、お給料が増えたら……。節目ごとに運用状況を確認して、調子が良い場合には資金の追加も検討できる。

サービスを提供している会社にも注目

 大切なお金を預ける先なのだから、運営している会社にも注目したい。

 ツールを置いているサーバーや取引環境は安定しているか、定期的にメンテナンスやアップデートを行っているか、資金管理の方法は適切か、緊急時の問合せ先はあるか、など。

最後に

 ロボアドバイザーは、「いつ」「何に」投資をするかを、すべておまかせできる画期的なサービス。少額から始められるものも多いため、資産運用に一歩踏み出せなかった人は、検討の価値ありだろう。

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約1050本

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5300銘柄以上

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米国株の取扱い数が業界ダントツで多く、IPO投資にも向いている。「ワン株」サービスにより、1株単位の超小口取引も可能。

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岡三オンライン証券

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SBI証券
(アクティブプラン)

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楽天証券
(いちにち定額コース)

0円

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286円

松井証券

0円

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500円

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80円

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180円

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マネックス証券

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売買手数料で証券会社を比較「取引コストの安い証券会社は?」
外国株の取扱い銘柄数で証券会社を比較
SBI証券
松井証券
岡三オンライン証券
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