日本銀行 の記事一覧

日銀は物価高対策に本腰を入れるつもりはないのか(黒田東彦・日銀総裁/時事通信フォト)
日本の物価高はアメリカから1年遅れ その対策は日銀にとって喫緊の課題ではない
 驚異的なペースで進む円安によるもっとも直接的なダメージは、物価高だ。石油・ガスなどのエネルギーや、小麦をはじめとする食料品の多くを輸入に頼る日本にとって、円安によって輸入価格が上がれば、どうしても…
2022.10.25 16:00
女性セブン
黒田東彦・日銀総裁(写真左)の任期は残り半年を切った(時事通信フォト)
「世界恐慌前に似ている」日銀総裁交代後の“金融引き締め”が経済危機を加速させる
 支持率急落中の岸田文雄・首相は、「物価対策」を経済対策の柱に掲げて支持を挽回したいと考えているようだが、そううまくいくか。黒田東彦・日銀総裁の任期が、残り半年を切り、総裁交代のタイミングで金融緩和…
2022.10.24 07:00
週刊ポスト
60代の世帯の「住宅ローン」残高。残債が「1000万円以上」の人が全体の4分の1
日銀総裁交代が家計を直撃 住宅ローン変動金利から固定金利への借り換えが困難な理由
 安倍晋三・元首相のもとで「アベノミクス」を先導してきた黒田東彦・日銀総裁の任期が、残り半年を切った。「新しい資本主義」を掲げる岸田文雄・首相はアベノミクスの金融緩和路線の転換を考えているとされ、次…
2022.10.22 15:00
週刊ポスト
為替介入について記者会見する鈴木俊一財務相(右)と神田真人財務官(9月22日/時事通信フォト)
驚異的な円安 “焼け石に水”程度の為替介入はただのアリバイづくりに過ぎない
 長らく「不景気だ」といわれてきたが、いまの日本ほど異常な経済危機があっただろうか。物価高騰と上がらない賃金の背景にあるのは、急速に進んでいる「円安」だ。 10月20日には、「1ドル=150円台」を突破した…
2022.10.22 07:00
女性セブン
過剰債務を抱えて実質倒産状態にありながら、超低金利によって倒産を免れている“ゾンビ企業”の命運は(イメージ)
日銀総裁交代で金融政策転換へ 低金利で生き延びてきたゾンビ企業の倒産ラッシュが始まる
 安倍晋三・元首相のもとで「アベノミクス」を先導してきた黒田東彦日銀総裁の任期が、残り半年を切った。「新しい資本主義」を掲げる岸田文雄首相にとって後任選びは最重要事項となるが、岸田首相は金融緩和路線…
2022.10.21 07:00
週刊ポスト
黒田東彦・総裁の後任は早ければ年内に固まると見られている(時事通信フォト)
来年4月に日銀総裁交代で2人の後継候補 どちらが選ばれても金融引き締めに転換へ
 10月に入って食品や日用品、外食などあらゆる品目で値上げラッシュが本格化している。この値上げに拍車をかけているのが円安だ。 日銀の黒田東彦総裁が「黒田バズーカ」と呼ばれる異次元の金融政策を取ってから…
2022.10.18 07:00
週刊ポスト
日米欧の中央銀行の中で、日銀は唯一、利上げをしていない(イラスト/井川泰年)
黒田日銀が固執する異次元金融緩和の間違い 金利を上げれば日本経済は活性化する
 円安が進むなか、日本銀行は異次元金融緩和を継続している。日銀は日米欧の中央銀行の中で唯一、利上げをしていないが、それで日本の景気がよくなるのだろうか。経営コンサルタントの大前研一氏が考察する。 *…
2022.07.19 06:00
週刊ポスト
動きようがない状態に陥っている中央銀行(日銀の黒田東彦総裁。時事通信フォト)
膠着する日米株価 金融市場の方向感を見えなくさせる「動けない中央銀行」
 人は常に合理的な行動をとるとは限らず、時に説明のつかない行動に出るもの。そんな“ありのままの人間”が動かす経済や金融の実態を読み解くのが「行動経済学」だ。今起きている旬なニュースを切り取り、その背景…
2022.07.18 07:00
マネーポストWEB
カリスマ主婦トレーダー・池辺雪子「億の極意」
物価上昇局面でも指値オペ 日銀・黒田総裁は任期切れまで政策維持の姿勢か
 5月の下旬からNYダウや日経平均は下落一辺倒の動きではなくなった。今後の株式市場はどう推移していくのか。株やFX(外国為替証拠金取引)などのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、直近の相場…
2022.05.31 20:00
マネーポストWEB
20年ぶりの円安水準を更新(ドル円相場の推移。チャート内写真/共同通信社)
進む円安、年内に「1ドル150円」の予想も 転換ポイントは「2023年度の後半」か
 コロナ禍とウクライナ戦争のダブルパンチによる物価高騰が家計を圧迫している。さらには、20年ぶりの水準となる1ドル=130円台を突破。自力では抜け出せそうにない「超円安サバイバル」だが、はたしていつまで続…
2022.05.30 19:00
女性セブン
カリスマ主婦トレーダー・池辺雪子「億の極意」
急ピッチの円安進行で意識され始めた「為替介入」 実施された場合の効果は
 ドル円相場は3月以降、急ピッチで円安が進行している。市場関係者の間では「為替介入」の観測も浮上しているが、為替介入によりドル円上昇のスピードをどこまで抑えられるのだろうか。FX(外国為替証拠金取引)な…
2022.04.19 20:00
マネーポストWEB
日銀の金融政策が銀行の経営を圧迫している現状も(黒田東彦・日銀総裁。写真/共同通信社)
黒田日銀vsメガバンクの対立激化で「預金者が切り捨てられる」未来へ
 いよいよ預金マイナス金利時代の到来か。ドイツでは最大手のドイツ銀行とコメルツ銀行が2020年に新規顧客が一定以上の預金を預ける場合は年0.5%のマイナス金利を取り始めた。他行にも急速に拡大し、同国では今年…
2022.03.11 07:00
週刊ポスト
政府マネーは“株価対策”に回るばかり…(写真は日銀・黒田東彦総裁、時事通信フォト)
国民への給付金は拒むが、株高の演出には熱心な日本政府の姿勢
 コロナ禍は国民の生活を直撃している。経済ジャーナリストの荻原博子氏は、今こそ「不安を和らげる政策」が最も重要だと指摘する。「コロナ禍でリストラされているのは主婦のパートや高齢者の臨時雇用が多い。子…
2021.02.05 07:00
週刊ポスト
コロナ・ショックを乗り越えるために必要な経済対策は?(時事通信フォト)
日本経済の救世主となり得る「消費税ゼロ」は実現できる
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済失速への対策として、日本政府は1人につき10万円の特別定額給付金をはじめとする緊急経済政策を打ち出している。しかし、経済アナリストの森永卓郎氏は、「それはあくまで…
2020.05.17 07:00
マネーポストWEB
大前研一氏 「老後2000万円」問題を生んだゼロ金利政策の罪
大前研一氏 「老後2000万円」問題を生んだゼロ金利政策の罪
「老後2000万円不足」問題が世間を騒がせているが、なぜこのような大きな問題へと発展したのだろうか。経営コンサルタントの大前研一氏が、この問題が生まれた背景とその本質について解説する * * * 先の参…
2019.07.31 16:00
週刊ポスト
日本経済を知らない米学者による「現代貨幣理論MMT」の危険性
日本経済を知らない米学者による「現代貨幣理論MMT」の危険性
 日本の「国の借金」は1304兆4000億円となり、対GDP(国内総生産)比で237%にも達する(※国際通貨基金の2019年推計値)。その大半(976兆6035億円)は国債で、2018年12月末時点で国債の43%を日銀が保有するとい…
2019.06.13 07:00
週刊ポスト
もはや日銀に異次元金融緩和の「出口」はない
大前研一氏 国債と株でフォアグラ状態の日銀は「内部爆発」する
 異次元金融緩和を続ける日本銀行だが、異次元が常態化してしまったら、この先に何が起きるのか。経営コンサルタントの大前研一氏が、日銀が今置かれている状況について解説する。 * * * 日本銀行が6月下旬…
2018.08.03 16:00
週刊ポスト
財務省が大規模な景気対策を容認する思惑は
国債は借金ではない 健全財政を金科玉条にする財務省の思惑
 物価の変動を除いた「実質賃金」はピークだった1997年に比べて15%も減った。国民を豊かにするために存在するはずの財務省が秘かに「国民貧困化」を進めている──経済評論家の三橋貴明氏は財務省が、自分たちの影…
2018.01.22 07:00
SAPIO
日中両国における市場介入のスタンスの違いは?
日中両国の株式市場介入のスタンスはどう違うか?
 東京市場では9月上旬を起点に大相場が続いている。NYダウが歴史的な上昇相場を形成しており、グローバル機関投資家のリスク許容度が高まっている。緩やかなドル高円安が進んでいる。また、日本企業の業績見通しが…
2017.11.08 19:00
マネーポストWEB
7月の日銀の金融会合は海外からは不評だった
日銀黒田総裁 家計にカネが眠る日本の実態理解せぬ無責任役人
 日本には多額の金融資産が眠っている。ところが、その金が社会を潤している実感がわかない。経営コンサルタントの大前研一氏が、なぜ、このように奇妙な姿をした世界でも有数の「黄金の国」が生まれてしまったの…
2017.08.03 17:00
週刊ポスト

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