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マンション売却で起こる5つの失敗例と解決策

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マンション売却で起こる5つの失敗例と解決策

マンション売却では、同じマンションでも「売主の売却姿勢」や「売り出し時期」などによって売却価格に大きな差が生じることがあるものです。

売却を依頼する不動産会社に任せきりでは、数百万円の損につながる可能性もあります。売主であるあなた自身が、マンション売却で失敗しないための注意点を理解しておくことが大切です。

なぜマンション売却に失敗してしまうのか

なぜマンション売却に失敗してしまうのか

マンションを売却する売り主のほとんどは、マンション売却の未経験者です。普段、不動産を扱わない一般の方なら当然ですね。

素人が必要な知識や情報無しに行動すれば、失敗につながってしまうことは言うまでもありません。

マンションを売却する際には、「価格」「売り出し時期」「売却方法」を適正に設定することが重要です。マンション売却に失敗する人は、これらの重要ポイントを押さえられていないという一定の共通点があるのです。

失敗パターンと解決方法

失敗パターンと解決方法

それではマンション売却で起こりがちな失敗パターンを見ていきましょう。それぞれの解決方法も合わせて記載していきますので、売却前に確認しておくようにしてください。

①査定額の判断基準があまい

査定額の判断基準があまい

最初の共通点として挙げられるのが、「査定額の判断があまい」ということ。

査定額はマンション売却の基礎となるもので、実際の売却価格を左右することになります。査定額が低すぎれば損するのはもちろん、高すぎればマンションが売れない原因になります。

マンション売却に失敗する人は、査定額がそのマンションに適しているか判断できていないことがよくあります。その理由は、1社の不動産会社にしか査定見積もりを依頼しないからです。

不動産会社は似たマンションの過去の売却例などを加味して査定額を見積もっていますが、必ずしもその査定額が適正だとは限らないのです。

不動産会社によって扱っている物件・得意な物件は変わり査定額にも違いが出ることを知っておきましょう。複数の不動産会社に査定してもらい、平均値を把握してから決定すると良いでしょう。

②相場を把握していない

相場を把握していない

マンションを売却する際、同じマンションの物件や似たようなマンションの物件が同じ時期に売り出されていることはよくあることです。

ということは、「周辺の似たマンションがいくらで売られているのか」という相場の把握は重要なポイントになります。

周辺物件の相場を把握できていないと、失敗する可能性が高くなります。相場を把握できていなければ、市況に応じた戦略も立てられないでしょう。

例えば、適正な査定額から売り出し価格を決定したとしても、周辺の似たマンションが割安で販売していれば、買い手から見るとあなたのマンションは「2番手の物件」になってしまいます。その結果、売却期間は延びてしまい、売り出し価格も2~3割下がってしまう可能性もあります。

査定額の見極めも重要ではありますが、類似物件の価格に寄せる、売出し時期をずらすなど、市況・相場を把握して販売戦略を考えていくこともマンション売却には必要なテクニックです。

③売り出し時期を間違っている

売り出し時期を間違っている

不動産は景気変動による影響を受けやすいものです。つまり、不動産売却時には景気の動向を見ることがとても大切なのです。

マンション売却で起こしがちな失敗として、売り出し時期を間違っていることがあります。不動産市場が下落している時期に売り出すと、必然的に売却価格は落ち込むことになります。

市場を確認できる情報として国土交通省地価公示マンション・建売市場動向などがあります。これらはネットで簡単に知ることができるので、おおまかにでも売り出し時期をリサーチしてみましょう。

また、マンションの周辺エリアで再開発などが実施される見込みがあれば、地価が上昇するのに比例して不動産価格の上昇が期待できるでしょう。

レインズの月例マーケットウォッチでも売れやすい時期を確認できます。マンション売却なら、新年度に向けて中古マンションを購入するユーザーや、転勤で異動になったユーザーをターゲットにして売り出すといった作戦も立てられますね。

④内見の対策・対応が不十分

内見の対策・対応が不十分

マンションの売買では内見が必要不可欠。買い手は、内見の良し悪しによって最終的な購入意思の判断をします。

マンション売却に失敗する人は、内見の対策・対応が不十分なことが多いです。いくら物件のスペックや写真の印象が良くても、内見での印象が悪ければ絶対に成約には至らないでしょう。

大掛かりなリフォームは不要ですが、壁紙などは低予算でのクリーニングが可能で印象度が大きく変わるため、内見対策として取り入れたいところです。最近ではホームステージングという手法を使うこともあります。

また、買い手は”実際に住んだ感想”を知りたいのです。内見にはできるだけ売主も立ち会い、「近隣住民の騒音具合」や「周辺施設の状況」などの有益な情報を伝える対応を行うべきです。

私情で内見に立ち会えない場合は、伝えたい事項をまとめて不動産会社の担当者に渡しておくと良いでしょう。

⑤売却費用を計算していない

売却費用を計算していない

不動産売却には、仲介手数料や不動産登記費用などの諸経費が必要になります。

マンション売却に失敗する人は、売却費用を計算していないことが多いです。売却経費の計算が甘いと、売却益が想定より大きく下回ることになり、すなわち売却失敗につながってしまいます。

不動産売却では諸費用となる種類が多いため、無理に自分では計算せず、不動産会社に諸費用の見積もりをしてもらうことをおすすめします。そして、諸費用の見積もりを踏まえて売却価格の設定を行うようにしましょう。

まとめ

売却の重要ポイントを押さえよう

マンション売却は、売主であるあなた自身の情報収集力や、各種の判断によって成功か失敗が決まります。

売却過程のすべてを不動産会社に任せきるのではなく、担当者としっかり連携を取って、売却の重要ポイントを押さえるようにしましょう。

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