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【注目トピックス 外国株】概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり

*09:47JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 127682.40 +1.05%
11日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1327.65ポイント高(+1.05%)の127682.40で引けた。日中の取引レンジは126,078.39-128,385.96となった。

前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。ほかに、トランプ米大統領が依然中国との取引を楽観視しているほか、他の交渉は非常に良好に進んでいることを明らかにしたことが好感された。

【ロシア】MOEX指数 2829.92 +2.37%
11日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比65.64ポイント高(+2.37%)の2829.92となった。日中の取引レンジは2,764.28-2,839.28となった。

買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも継続した。ほかに、トランプ米大統領は依然中国との取引を楽観視しているほか、他の交渉は非常に良好に進んでいることを明らかにしたことが好感された。

【インド】SENSEX指数 75157.26 +1.77%
11日のインド株式市場は上昇。前日比1310.11ポイント高(+1.77%)の75157.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同429.40ポイント高(+1.92%)の22828.55で取引を終えた。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。利下げの実施が改めて好感されたもようだ。また、米国の追加関税を一時停止する方針を示したこともサポート材料。このほか、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発となった。

【中国本土】上海総合指数 3238.23 +0.45%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.59ポイント高(+0.45%)の3238.23ポイントと4日続伸した。

当局の株価対策に対する期待感が相場を支える流れ。中国政府系ファンド(SWF)の中央匯金投資は先ごろ、「中国の資本市場の先行きを楽観している」とし、上場投資信託(ETF)買い増しを続け、資本市場の安定を維持する方針を表明している。そのほか、中国本土の上場企業が続々と自社株買い、または大株主による上場企業株の買い増しを明らかにした。中国の各商業銀行は上場企業の自社株買いを支えるため、与信を拡大しているとも伝わっている。また、中国は近く、経済の活性化と資本市場の安定化に向け、輸出税還付など各種対策を打ち出す見通しと伝わったことも好材料だ。米中の関税応酬を不安視した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は中盤からプラスに転じている。

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