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【注目トピックス 日本株】瑞光 Research Memo(9):2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(9)

*18:49JST 瑞光 Research Memo(9):2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(9)
瑞光<6279>

3か年の売上および営業利益率の目標についてご説明します。

最終年度である3年目には、売上高300億円超えを何としても達成したいと考えています。この中で、主力事業である衛生用品製造機械事業については、大きな成長は見込みにくいため、220億円程度で横ばいを想定していますが、ここでは利益率の向上に徹底的に取り組む方針です。

一方、新規事業では80億円の売上を目標とし、新たな成長ドライバーとして積極的に育成・拡大を図ります。これらの取り組みによって、営業利益率についても、控えめな数値に見えるかもしれませんが、8.1%の達成を目指し、着実に改善を進めていく計画です。

また、キャッシュ・アロケーションの方針としては、まず配当の強化を掲げており、この3年間で累計20億円の配当実施を計画しています。

現状維持の投資は約30億円、新規事業の育成や研究開発を進めるために50〜70億円程度の成長投資を行う計画です。その内容としては、外部資源の取り込みを目的としたM&A、製品の高付加価値化を目指した機械の研究開発、さらには新規事業における設備投資などを想定しています。これらの投資に必要な資金については、営業キャッシュ・フローが計画通りに進めば、60〜70億円程度を見込んでおり、それを原資として進めていく方針です。

海外子会社に分散している資金については、これを本社に集約することで資金の有効活用を図っていきたいと考えています。必要に応じては、借入も柔軟に活用していく方針です。

株主還元については、当社は「連結配当性向30%を目標」とする方針を掲げており、この基本方針に変更はありません。

ただし、資本効率の向上という観点や、現在の自己資本の水準を踏まえ、今後の3か年については配当を強化する方針を採っています。現時点での配当計画としては、2025年度は16円、2026年度は24円、2027年度には36円を想定しており、株主還元を拡充していく見通しです。

以上をもちまして、第4次中期経営計画のご説明を終了いたします。

ご清聴いただき、ありがとうございました。

【瑞光】2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(10)に続く

<KM>

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