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【注目トピックス 日本株】ククレブ・アドバイザーズ—2Q売上高16.54億円、マッチングシステムの「ユーザー数」「情報登録数」は順調に増加

*18:48JST ククレブ・アドバイザーズ---2Q売上高16.54億円、マッチングシステムの「ユーザー数」「情報登録数」は順調に増加
ククレブ・アドバイザーズ<276A>は14日、2025年8月期第2四半期(24年9月-25年2月)連結決算を発表した。売上高が16.54億円、営業利益が5.27億円、経常利益が5.11億円、親会社株主に帰属する中間純利益が3.50億円となった。同社グループは、2024年8月期中間期については中間連結財務諸表を作成していないため、2025年8月期中間期の対前年中間期増減率については記載していない。

同社は企業が保有する不動産の中でも、工場、研究開発施設や物流施設などの産業用不動産に着目し、情報が少なく、大手不動産会社が効率性の観点から扱いにくいとされる20億円以下のコンパクトサイズの企業不動産に対して、様々なソリューションを提供し、不動産テックシステムを活用することで効率的かつ収益性の高いビジネスを展開している。マーケットでの独自のポジショニングを展開する中、企業のCRE(Corporate Real Estate=企業不動産)戦略へのニーズの高さや上場による認知度向上などの要因も相まって、全国の産業集積地を中心にCRE関連の案件パイプラインが継続的に積み上がっている。また不動産テックシステムについては、ユーザーの利便性向上に向けた施策を継続的に実施している。

当中間連結会計期間においては、販売用不動産の売却に伴うバランスシートを活用した不動産投資案件の売上計上、CREファンドに関する取引の受注、不動産テックシステムのサブスクリプションサービスの新規受注などにより、CREソリューションビジネスの売上は15.78億円、不動産テックビジネスの売上は0.76億円を計上した。重要KPIとして設定しているマッチングシステムに関し、地方銀行などの金融機関を中心に営業活動を進めている中、「ユーザー数」は416件(前年同期比28.0%増加)、「情報登録数」は6,360件(同16.2%増加)となり、同社の潜在案件数は順調に増加している。

2025年8月期通期については、売上高が前期比73.3%増の22.00億円、営業利益が同54.5%増の6.50億円、経常利益が同51.5%増の6.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同48.5%増の4.28億円とする1月14日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

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