*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:小動きか
本日の東証グロース市場250指数先物は、小動きを想定する。前日15日のダウ平均は155.83ドル安の40368.96ドル、ナスダックは8.31pt安の16823.17ptで取引を終了した。主要銀行決算を好感した買いに寄り付き後、上昇。その後、政府報道官がトランプ大統領の見解として、中国には取引する必要性があるが、我々にはないと強気の姿勢を表明したため、米中貿易摩擦の悪化、長期化する可能性が警戒され、下落に転じた。終盤にかけ、下げ幅を拡大し終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は小動きとなりそうだ。夜間取引の堅調とVIX指数の低下などにより、投資家心理は改善している。テクニカル的には、週足一目均衡表の先行スパン(雲)上限が下値サポート、75日移動平均線が上値抵抗の様相を呈しており、これらを意識したレンジ内での値動きが見込まれる。朝方は2月の国内コア機械受注、11時には中国の1-3月期GDP、夕方には3月のユーロ圏CPI、夜間には米国の3月小売売上高やカナダの政策金利など、主要経済指標の発表が多く、投資家にとっては動きにくい一日となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の630ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。
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