*04:34JST 4月16日のNY為替概況
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円85銭からまで上昇後、141円80銭まで下落し、引けた。
米3月小売売上高や4月NAHB住宅市場指数の改善で一時金利上昇に伴うドル買いが強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で関税によりFRBの目標達成が遅れる可能性を指摘し、リスク回避の円買い、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1340ドルから1.1406ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は162円28銭から161円56銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3274ドルから1.3213ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8171フランへ強含んだのち、0.8132フランまで下落した。安全通貨としてのフラン買いが再開した。
[経済指標]
・米・3月小売売上高:前月比+1.4%(予想+1.4%、2月:+0.2%)
・米・4月NY連銀サービス業活動:-19.8(予想―12.1、3月-19.3)
・米・3月設備稼働率:77.8%(・予想:77.9%・2月:78.2%)
・米・3月鉱工業生産:前月比-0.3%(予想:-0.2%、2月:+0.8%←+0.7%)
・米・4月NAHB住宅市場指数:40(予想38、3月39)
・米・2月企業在庫:前月比+0.2%(予想:+0.2%、1月:+0.3%)
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