*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:伸び悩みも下値は限定的か
本日の東証グロース市場250指数先物は、伸び悩みも下値は限定的となりそうだ。前日16日のダウ平均は699.57ドル安の39669.39ドル、ナスダックは516.01pt安の16307.16ptで取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)や受注低迷を受けた同業ASMLホールディングスの下落が重しとなり、寄り付き後、下落。その後、戻りなく、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、関税を巡る不確実性により当面金融政策を据え置く方針を再表明、さらに、関税がインフレにつながり、長期化する可能性に言及し利下げ期待が後退したため売りがさらに加速した。終盤にかけ、相場は下げ幅を拡大し、終了。下落した米株市場と同様に、本日の東証グロース市場250指数先物は伸び悩みも下値は限定的となりそうだ。夜間取引で下値サポートの5日移動平均線や週足一目均衡表の先行スパン(雲)上限を下回ったことで、売り手優位の展開が見込まれる。一方、日足のRSIやサイコロジカルラインには過熱感が乏しいうえ、円高で内需見直しの流れも視野に入るため、大きく売り込まれる可能性は低そうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt安の619ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは605ptとする。
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