*12:10JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日農薬、マネーフォワード、ファンデリーなど
サイバー<4751>:1136円(+61.5円)
大幅反発。グループ会社のアプリポットとバンナムHDによる共同開発のスマホゲーム「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」が前日から配信開始となっている。現在、アップルストアのセールスランキングでトップとなっており、好材料視される展開になっているようだ。同タイトルは、ゲームシステムを通して、自分だけの部隊を編成し、ガンダムの世界を追体験するシミュレーションゲームとなっている。
マネーフォワード<3994>:4200円(+340円)
大幅反発。三井住友FGと三井住友銀行との間で、BaaS/デジタルバンク提供の検討に向けた準備会社設立に関する基本合意書を締結と発表している。準備会社では、関連当局の許認可等を前提に、新銀行の設立・開業を目指して検討を進めていくもよう。同準備会社では、新たなデジタルバンクサービスの開発を目指すとともに、事業会社や金融機関向けのBaaSの提供も検討するようだ。出資比率は同社が50%、SMBCグループが50%となる。
日農薬<4997>:789円(+73円)
大幅反発。シティインデックスイレブンスより、株主提案権を行使する旨の書面を受領したと発表している。提案された議題は、少数株主を保護し、株主価値向上策について検討するための特別委員会の設置に係る定款変更の件、並びに、取締役の過半数を社外取締役とする定款変更の件とされている。株主価値向上策への期待につながっているもよう。なお、24年9月末の段階で、野村絢氏が第10位の株主となっていた。
ニトリHD<9843>:16700円(-480円)
大幅反落。前日のNY為替市場ではドル・円相場が一時141円台にまで上昇し、24年9月以来の円高水準となっていた。日米協議において円安が議題になるとの見方が強まったことが背景。ただ、赤沢再生相はトランプ大統領との会談後の会見で、協議において為替についての話は出なかったと発言しており、その後はドル高・円安の動きに反転している。同社やパルグループなど、円高メリット銘柄が本日は下落率上位となっている。
住友ファーマ<4506>:608円 カ -
ストップ高買い気配。京都大学iPS細胞研究所などが、iPS細胞を使ったパーキンソン病の臨床試験で安全性と有効性を示唆する結果を得たと伝わっている。世界に約1000万人の患者がいるとされる中、これまで有効な治療法がなく対症療法が中心だったが、症状を改善して根本的な治療が実現する可能性があるとされている。協力企業である同社がiPS細胞由来の医薬品として目指すもよう。中期的な業績インパクトにつながるとの期待も先行。
ファンデリー<3137>:572円(+40円)
大幅続伸、年初来高値更新。16日取引終了後、「三浦屋」7店舗において国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販売を開始すると発表し、好材料視されている。三浦屋は「自然・安心・美味」を届けるこだわりのスーパーマーケットで、今回の取引を通じ「旬をすぐに」の販売拡大に繋げていくという。同社は10日からイオングループ、ライフコーポレーション、オオゼキ、クイーンズ伊勢丹における同製品の販売開始を発表し、これを好感した買いが優勢となっており、16日には同社株は急反発しストップ高となっている。
HCH<7361>:1229円(+84円)
大幅反発。4月16日受付で光通信が財務省に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出した。報告義務発生日は4月9日。報告書によれば、光通信のヒューマンクリエイションホールディングス株式保有比率は5.09%(181,700株)となり、新たに5%を超えたことが判明した。保有目的は純投資としている。
クラダシ<5884>:322円(+8円)
反発。16日の取引終了後に、AnyReachが提供する「AnyGift」を利用したeギフトサービス「Kuradashi e-gift」を開始したことを発表し、好感されている。Kuradashiの商品を自分用としてだけでなく、贈り物としても気軽に活用してもらいたいとして導入した。これにより、Kuradashiの一部商品をギフトとして贈ることができるようになる。贈る人も受け取る人も社会や環境に貢献でき、さらなるフードロス削減と社会貢献の輪を拡大していくことを目指すとしている。
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