*09:07JST 日経平均は242円安、寄り後は軟調
日経平均は242円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末の欧米市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、外為市場で1ドル=141円40銭台と、先週末18日15時30分頃と比べ90銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で警戒された。また、日経平均は先週末までの続伸で800円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。さらに、今週から25年3月期決算発表が本格化するが、今期業績予想への米関税政策の影響を警戒する向きがあった。一方、引き続き日米関税交渉への期待感が株価の支えとなった。また、今期業績予想への警戒感がある反面、決算発表シーズンとなることから好決算や好業績が期待される銘柄への物色意欲が高まるとの見方もあり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調に推移している。
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