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【注目トピックス 日本株】新興市場銘柄ダイジェスト:サイバートラストは大幅続落、ココナラがストップ高

*15:45JST 新興市場銘柄ダイジェスト:サイバートラストは大幅続落、ココナラがストップ高
<4881> ファンペップ  99  -2
もみあい。三井物産の完全子会社ゼウレカと将来的なファンペップ・ゼウレカ間での共同研究に向けてAI創薬支援コンサルティング契約を締結し、AI創薬による特殊ペプチド創薬研究を開始したと発表した。あわせて富士フイルム和光純薬と特定の標的分子に強く結合する特殊ペプチドを探索する研究委託契約を締結したことも発表したが、株価への影響は限定的となっている。ゼウレカへコンサルティング料を、富士フイルム和光純薬へ研究委託費用を支払うが、25年12月期の研究開発費予測値に変更はないとしている。

<7089> フォースタ  1020  -36
続落。三井住友銀行とのスタートアップの出口戦略の多様化に向けた連携開始を発表し、上昇して始まったが現在はもみあいとなっている。今回の連携で、フォースタートアップスがタレントエージェンシー事業を通じて構築してきたスタートアップ各社とのつながりと、資本戦略立案やM&Aをはじめとする事業戦略の推進支援により培ってきた三井住友銀行における中堅・大企業との顧客ネットワークを活かし、スタートアップエコシステムを活性化させ、スタートアップを取り巻く支援ビジネスの創出・事業拡大を目指す。

<5574> ABEJA  2598  -78
続落。23日の取引終了後に国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「日本語版医療特化型LLMの社会実装に向けた安全性検証・実証」に採択されたことを発表している。代表法人はさくらインターネット、事業期間は2025年度(1年間)となっている。なお、本件が業績に与える影響は現時点で未定であり、開示の必要が認められる場合には、速やかに開示を行うとしている。

<4498> サイバートラスト  2353  -117
大幅続落。25年3月期売上高は74.42億円(前期比15.1%増)、経常利益は14.54億円(同29.7%増)と二桁増収増益だった。人員増加に伴う人件費の増加等により費用全体は増加傾向だが、売上高が堅調に推移した。あわせて、25年3月期の期末配当を当期の業績が見通しを上回ったこと、今後の経営環境、将来のための成長投資等を総合的に判断し、直近の配当予想から5円50銭増配し、1株あたり23円00銭とした。ただ、26年3月期の業績予想が保守的だったことを嫌気して売りが先行している。

<4011> ヘッドウォーター  3700  -15
もみ合い。23日の取引終了後に、大和証券グループ本社と協働し、スマートフォン向けアプリ「Daiwa Lens β版」をリリースしたことを発表している。同アプリは、マルチモーダルな生成AIを利用し、アプリ利用者の撮影した写真から連想される企業の株価等の投資関連情報を表示する。スマートフォンによる撮影という手軽な方法から企業の株価等を調べることができ、金融経済分野になじみのない方でも、身の回りの物品から投資や資産運用に関する情報を手に入れることができる。

<4176> ココナラ  335  +80
ストップ高。23日の取引終了後に、南章行氏とnoteとの間で株式譲渡契約が締結され筆頭株主が異動することを発表し、好材料視されている。今回の株式譲渡が実行された場合、noteが保有することとなる同社普通株式の数は219万株(25年3月末現在の自己株式を除く発行済株式総数23,546,547株に対する所有割合9.30%)となり、noteが同社の筆頭株主に該当する見込み。この株式譲渡を端緒として、noteとの間でさまざまな分野で協業を推進し、新たな価値創出に取り組んでいくとしている。

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