*17:14JST 東京為替:ドル・円は堅調、米中摩擦回避に思惑
25日の東京市場でドル・円は堅調。日米財務相会談でドル高・円安是正の観測は後退し、142円56銭から上昇基調に。また、米中摩擦回避の可能性が報じられるとドル買いが拡大。リスク選好ムードが広がり円売りも強まり、午後に143円84銭まで上昇した。
・ユーロ・円は162円13銭から163円14銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1391ドルから1.1316ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値35,387.67円、高値35,835.28円、安値35,337.98円、終値35,705.74円(前日比666.59円高)
・17時時点:ドル円143円40-50銭、ユーロ・円162円90-00銭
【要人発言】
・中国外務省報道官
「(米国製品の一部に対する関税免除について)詳細については把握していない」
「中国と米国は関税に関する協議や交渉を行っていない」
・レーン・フィンランド中銀総裁
「ECBの最新の予想でインフレ率は目標を大きく下回る可能性を示している」
・赤沢経済再生相
「(財務相会談で)為替について従来の基本的認識を確認できたと報告受けている」
「5月毎月勤労統計から総合CPIによる実質賃金を公表予定」
【経済指標】
・日・4月東京都区部消費者物価コア指数:前年比+3.4%(予想:+3.2%、3月:+2.4%)
・英・3月小売売上高:前月比+0.4%(予想:-0.4%、2月:+1.0%→+0.7%)
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