*06:13JST NY為替:米JOLTや消費者信頼感指数の悪化でドルは伸び悩む
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円76銭から141円97銭まで下落し、142円34銭で引けた。米国の3月前渡商品貿易赤字が過去最大に膨れ上がり、さらに、住宅価格指数やJOLT求人件数、4月消費者信頼感指数も予想を下回り、景気悪化の思惑で長期金利低下に伴いドル売りが加速した。その後、ラトニック商務長官がインタビューで、承認待ちの貿易協定があることを明らかにすると通商を巡る懸念が緩和し、ドル売りが後退した
ユーロ・ドルは1.1370ドルまで下落後、1.1419ドルまで上昇し、1.1383ドルで引けた。域内経済指標が冴えずユーロ売りが強まった。ユーロ・円は162円45銭から161円89銭まで下落。ポンド・ドルは1.3382ドルから1.3422ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8260フランから0.8217フランまで下落した。
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