[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;40527.62;+300.03
Nasdaq;17461.32;+95.19
CME225;36085;+175(大証比)
[NY市場データ]
29日のNY市場は上昇。ダウ平均は300.03ドル高の40527.62ドル、ナスダックは95.19ポイント高の17461.32で取引を終了した。関税を巡る不透明感に寄り付き後、まちまち。その後もJOLT求人件数や消費者信頼感指数が予想以上に悪化したため成長減速を警戒した売りに伸び悩んだ。ベッセント財務長官が今後数週間で17か国との会合を予定しており、通商交渉が進展していることを明かにしたほか、商務長官がインタビューで最初の貿易協定を巡り相手国の首相、議会の承認待ちであることを明らかにし貿易摩擦への懸念が緩和し、買戻しが優勢となり、相場は上昇に転じた。
終盤にかけ、トランプ大統領も国民の税負担を軽減すると減税策成立を公約し、上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、各種金融が上昇、不動産管理・開発が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比175円高の36,085円。ADR市場では、対東証比較(1ドル142.18円換算)で、豊田自動織機<6201>、日立製作所<6501>、ソニー<6758>、三菱電機<6503>、みずほFG<8411>、三菱UFJFG<8306>、信越化学工業<4063>などが上昇し、全般買い優勢となった。
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