*08:25JST 米株高を受け買い先行も上値の重さが意識されるか
[本日の想定レンジ]
29日のNYダウは300.03ドル高の40527.62ドル、ナスダック総合指数は95.19pt高の17461.32pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比175円高の36085円。本日は前日の米国株高などを映して買いが先行して始まりそうだ。休日前は、自社株買い銘柄が相場を支え、一時36000円台を回復する場面があったものの、戻り待ちの売りなどで伸び悩んだ。ローソク足は陰線を形成したが、高値も安値も切り上がり、短期的な上昇トレンドの継続が意識されることになりそうだ。本日も引き続き米国株の上昇やナイトセッションの日経225先物が36000円台で終わっており、上昇スタートとなりそうだ。ただ、円相場が1ドル=142円台前半と休日前に比べ1円超円高に振れているため、輸出関連株には重荷になる可能性がある。また、米中貿易交渉への警戒感や日米関税交渉の2回目の協議、日銀の金融政策決定会合が始まるなど重要イベントを控えているだけに積極的に上値を買い上がる雰囲気にもなりづらく、上値の重さが意識されるかもしれない。本格化している国内主要企業の決算を受けた選別物色が中心となりそうだ。上値のめどは心理的な節目の36000円や36500円、3月28日の安値
(36864円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限35700円-下限36300円
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