[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;40669.36;+141.74
Nasdaq;17446.34;−14.98
CME225;36165;+135(大証比)
[NY市場データ]
30日のNY市場はまちまち。ダウ平均は141.74ドル高の40669.36ドル、ナスダックは14.98ポイント安の17446.34で取引を終了した。ADP雇用統計が予想を下回り、1-3月期国内総生産(GDP)がマイナス成長に落ち込むなど低調な経済指標を嫌気した売りに、寄り付き後、大幅下落。国内経済の景気後退入り懸念も再燃し、相場は終日軟調に推移した。終盤にかけて、トランプ大統領がいずれ中国の国家主席と会談することになるとの言及に加え、政府が中国に関税協議を打診しているとの報道で対中貿易協議に楽観的な見方が広がったほか、財務長官がウクライナとの天然資源協定に署名の用意があるとしたため、相場は下げどまった。ダウはプラス圏を回復、ナスダックは主要ハイテク決算を控えた警戒感に上値が抑制され、まちまちで終了。
セクター別では電気通信サービスが上昇、自動車・自動車部品が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比135円高の36,165円。ADR市場では、対東証比較(1ドル142.99円換算)で、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、豊田自動織機<6201>、ディスコ<6146>、武田薬品工業<4502>、東京エレク<8035>、ルネサス<6723>などが上昇し、全般やや買い優勢となった。
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