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【注目トピックス 市況・概況】今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性

*08:22JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性
1日のドル・円は、東京市場では142円88銭から144円74銭まで上昇。欧米市場では144円13銭まで売られた後、145円73銭まで上昇し、145円42銭で取引終了。本日2日のドル・円は主に145円台で推移か。日米金利差の大幅縮小観測は後退し、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

日本銀行が5月1日に発表した展望レポート(経済・物価情勢の展望)を受けて1日のニューヨーク外為市場では、リスク選好的な円売りが活発となった。将来的に日銀利上げの可能性は残されているものの、市場参加者の間からは「日銀が基調的な物価上昇率が2%に到達する時期を従来予想から後ずれさせたことや2025年度の国内総生産(GDP)予想の中央値を+0.5%に下方修正したことで政策金利は0.5%がピークとなる可能性が高まった」との声が聞かれている。米国経済の先行きは依然不透明だが、日米金利差の大幅縮小観測は後退し、ドルは当面底堅い動きを保つとみられる。

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