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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】大幸薬品—1Q減収なるも概ね計画通りに推移、感染管理事業の売上高は堅調に推移

*14:40JST 大幸薬品---1Q減収なるも概ね計画通りに推移、感染管理事業の売上高は堅調に推移
大幸薬品<4574>は9日、2025年12月期第1四半期(25年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.5%減の11.50億円、営業利益が同79.5%減の0.44億円、経常利益が同95.1%減の0.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38.1%減の2.92億円となった。

医薬品事業の売上高は前年同期比20.0%減の9.89億円、セグメント利益は、主に減収影響により、同35.8%減の3.14億円となった。国内市場における市場規模が対前年同期比で110.4%となった。堅調な需要に対し、「正露丸」については、中期的な供給体制強化に向けた取り組みの一環として製造設備の更新等の準備を進めてきた。また、京都工場の医薬品ラインが本格的に稼働したこと等により安定供給が可能な「セイロガン糖衣A」及び「正露丸クイックC」については、営業・マーケティング施策の強化をおこない、新規ユーザーの拡大に取り組んだ。しかし、「正露丸」の供給課題は依然解消に至らず、特に海外向けは十分な供給ができない状況が継続した。この結果、国内向けの医薬品売上高は同8.0%減の9.03億円となった。また、海外向けについては、同66.2%減の0.86億円となった。

感染管理事業の売上高は同0.19億円増の1.60億円、セグメント損失は、主に増収影響等により、0.62億円(前年同期は0.64億円の損失)となった。国内のインフルエンザ流行時期にあわせてWEBでの広告を強化する等、効果的なマーケティング費用の投下等コストコントロールに努め、収益性の改善に取り組んできた。

2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%増の63.00億円、営業利益が同65.9%減の2.15億円、経常利益が同70.9%減の2.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.6%減の3.00億円とする期初計画を据え置いている。

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fisco

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