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【注目トピックス 市況・概況】東京為替:ドル・円は堅調、日米協議を材料視

*12:20JST 東京為替:ドル・円は堅調、日米協議を材料視
17日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、141円61銭から142円86銭まで値を上げた。日米関税協議で為替の議論は出なかったと伝えられ、ドル売りを巻き戻す動きが強まった。ただ、ドル買い一巡後は上値が重くなり、やや値を下げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は141円61銭から142円86銭、ユーロ・円は161円51銭から162円26銭、ユーロ・ドルは1.1355ドルから1.14091ドル。
【要人発言】
・石破首相
「率直かつ建設的な議論が行われたと報告受けた」
「次につながる協議であり、評価する」
「今後は閣僚級で協議を継続」
・赤沢経済再生相
「(米国との協議で)為替については議論が出なかった」
「(米国との協議で)米関税は極めて遺憾と伝え、見直しを求めた」
「次回の協議は今月中を目指す」
「双方が建設的に議論し、首脳間で発表できるよう目指す」
「交渉の具体的な内容についてはコメントを控える」
「円安誘導はやった覚えはない」
・植田日銀総裁
「実質金利は極めて低い水準」
「金融政策は先行きの経済・物価・金融情勢次第」
「これまでの経済・物価は見通しに概ね沿って推移している」
「基調的な物価上昇率は徐々に高まってきている」
「経済・物価見通しが実現していけば利上げで緩和を調整」
「内外経済や物価を丁寧に確認し、見通し実現の確度を点検」
・中川・日銀審議委員
「関税政策の影響含め、不透明感が一層高まっている状況」
「内外の経済・物価・金融市場の動向を予断持たず丁寧に確認、適切に政策判断」
「経済・物価の見通し実現していくとすれば引き続き緩和度合い調整」
【経済指標】
・NZ・1-3月期消費者物価指数:前年同期比+2.5%(予想:+2.3%、前回+2.2%)
・日・3月貿易収支(予想:+5441億円、2月+5905億円)
・豪・3月失業率:4.1%(予想:4.2%、2月4.1%→4.0%)

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