*14:07JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英スタグフレーション懸念は変わらず
■強含み、リスク回避のポンド売りは縮小
今週のポンド・円は強含み。米国の関税措置への懸念は消えていないものの、リスク回避的な英ポンド売り・スイスフラン買いは縮小したことから、対円でもポンドは強含みとなった。原油価格の上昇も好感されたようだ。取引レンジ:186円59銭-189円65銭。
■下げ渋りか、英スタグフレーション懸念は変わらず
来週のポンド・円は下げ渋りか。英国のインフレ指標は鈍化も今後は加速が見込まれるなか、サービス業PMIや小売売上高が市場予想を下回った場合、スタグフレーションを警戒したポンド売りが出やすい。また、英米貿易交渉も焦点となり、積極的なポンド買いは抑制される見通し。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・23日:4月製造業PMI(3月:44.9)
・23日:4月サービス業PMI(3月:52.5)
予想レンジ:187円00銭-191円00銭
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