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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、雇用統計を見極め

*13:36JST 米国株見通し:下げ渋りか、雇用統計を見極め
(13時30分現在)

S&P500先物      5,671.75(+48.50)
ナスダック100先物  19,994.00(+123.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は383ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

1日の主要3指数は堅調。序盤から堅調地合いを維持しナスダックは大幅反発、S&Pは8日続伸、ダウは83ドル高の40752ドルと8日連続のプラスを記録した。この日発表された新規失業保険申請件数は悪化したが、ISM製造業景況指数は50を下回りながらも予想より強く、減速懸念はいったん収束。前日引け後に業績拡大を発表したメタ・プラットフォームズやマイクロソフトをはじめ、決算発表を控えたアップルにも買いが入り指数に寄与した。

本日は下げ渋りか。注目されたアマゾンの決算発表は業績見通しが市場の期待を下回ったほか、アップルは増収も中国での売上高が伸びず、前日買われたハイテクに売りが強まれば相場を圧迫する可能性があろう。一方、今晩の雇用統計は非農業部門雇用者数が前回から減少、平均時給は加速が予想され、スタグフレーション懸念が強まれば売り要因に。ただ、ディフェンシブ銘柄が選好されるほか、米中交渉の進展期待で中国関連も売りづらく、過度な下げは想定しにくい。

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