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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、米中交渉進展に期待継続

*13:54JST 米国株見通し:下げ渋りか、米中交渉進展に期待継続
(13時30分現在)

S&P500先物      5,667.75(-41.25)
ナスダック100先物  20,049.00(-146.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は291ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

2日の主要3指数は続伸。序盤から堅調地合いを強め維持しナスダックは2日連続、S&Pは9日連続で上値を伸ばし、ダウは564ドル高の41317ドルと9連騰を記録した。この日発表された雇用統計で失業率は横ばい、非農業部門雇用者数は予想を上回り、平均時給の鈍化でスタグフレーション懸念はいったん後退。前日引け後の決算発表が嫌気されたアップルとアマゾンは売り込まれたが、消費関連を中心に買いが強まり相場を押し上げた。

本日は下げ渋りか。前週末の雇用統計は改善と市場では受け止められ、減速懸念の後退により買いが入りやすい地合いは続く。ただ、直近の国内総生産(GDP)は3年ぶりにマイナスに落ち込んでおり、経済に不透明感を深めている。今晩発表のISM非製造業景況指数は前回が想定通り悪化すれば足元堅調の銘柄に調整の売りが強まる可能性があろう。一方、米中対立の回避に向けた両国の貿易交渉に引き続き進展が期待されており、関連セクターへの買いは続くだろう。

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