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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、FOMCの政策方針を見極め

*13:40JST 米国株見通し:下げ渋りか、FOMCの政策方針を見極め
(13時30分現在)

S&P500先物      5,658.75(-13.00)
ナスダック100先物  19,969.75(-85.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は36ドル安。米金利は小高く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

5日の主要3指数は反落。ナスダックとS&Pは下げ幅縮小もマイナス、ダウはプラスに浮上も終盤の失速で98ドル安の41218ドルと10日ぶりに下落した。この日発表されたISM非製造業景況指数は予想外に強く、減速懸念の後退によりダウは上昇基調を強める場面もあった。ただ、主要産油国の増産を受けた原油相場の下落でエネルギー関連が売られ、相場を圧迫。また、海外制作の映画への関税の可能性が浮上し、調整の売りが優勢となった。

本日は下げ渋りか。トランプ政権は映画の関税に言及しており、レジャーをはじめ関連の銘柄に売りが出やすい。また、米中貿易交渉の進展もみられず、前週末まで続いた上昇で利益確定や持ち高調整の売りが指数を押し下げる可能性があろう。ただ、今晩から始まる連邦公開市場委員会(FOMC)を見極める展開となり、過度な売りは抑制されそうだ。今回は政策維持が見込まれるが、トランプ氏は連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ圧力を弱めておらず、市場の期待は根強い。

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