閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 日本株】リケンNPR—25年3月期は経常利益まで増収増益、継続的かつ安定的な株主還元を実施

*15:54JST リケンNPR---25年3月期は経常利益まで増収増益、継続的かつ安定的な株主還元を実施
リケンNPR<6209>は15日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高は、為替が円安方向に推移したことや株式会社シンワバネスを子会社化したこと等により、前期比22.9%増の1,703.40億円となった。損益面では、原材料費高騰や労務費上昇等の売価反映を進めたことや、経営統合シナジー効果を含む合理化効果等により、営業利益は同34.7%増の118.07億円、経常利益は同26.2%増の146.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同66.7%減の87.56億円となった。
同社は2023年10月2日に株式会社リケンと日本ピストンリング株式会社が統合し設立したため、前連結会計年度の連結経営成績は、株式会社リケンの2023年4月1日から2024年3月31日までの連結経営成績と日本ピストンリング株式会社の2023年10月1日から2024年3月31日までの連結経営成績を連結したものである。
参考として発表した両社の前連結累計期間の連結経営成績を合算した数値との比較では、売上高は1.0%の増収、営業利益・経常利益はそれぞれ11.1%、7.4%の増益となっている。また、2024年3月期に計上した負ののれんの発生益を除くと親会社株主に帰属する当期純利益は、増益となっている。

セグメント別では、自動車・産業機械部品事業の売上高は1,277.78億円(前期比18.2%増)、セグメント利益は90.50億円(前期比39.1%増)となった。

配管・建設機材事業の売上高は186.76億円(前期比7.1%増)、セグメント利益は11.97億円(前期比114.3%増)となった。

その他の売上高は262.78億円(前期比66.5%増)、セグメント利益は20.56億円(前期比70.2%増)となった。

また、株主還元については、年間配当130円(配当性向40.2%)に加えて、昨年5月に実施した自己株式取得40億円を含めると総還元性向は85%となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高は、円高想定による減収影響等を織り込み、前期比4.9%減の1,620.00億円、利益面では、米国の関税政策変更に伴う一時的な負担コストをタイムリーに反映できないリスク等を織り込み、営業利益は同28.0%減の85.00億円、経常利益は同22.3%減の114.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.6%減の73.00億円を見込んでいる。また、株主還元については、前期に引き続き年間配当130円を予定、中期経営計画に基づいた安定配当を継続する。

<ST>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。