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宝くじで1.5億円当てた住職が明かす“高額当せん後”の風景 「振り込みまでの1週間は心を落ち着かせる期間でした」

1.5億円当てた住職が購入した実際の宝くじ券

1.5億円当てた住職が購入した実際の宝くじ券

その場で渡された『【その日】から読む本』

「“当せん金を用意するのに1週間かかります。その間に当せん券が本物かを確認します“と言われ、当せん券を渡して代わりに引換券のような紙をもらいました。『【その日】から読む本』という冊子も渡されました」

『【その日】から読む本』は、1000万円以上の高額当せん者だけに渡される冊子で、当せん者特有の精神状況や悩みの解説から、当せんを伝える相手、お金の使い途、分与先の検討方法などが丁寧に記されている。

「私は夢に大黒様が出てきてお告げがあったりしたので慌てることはなく、職業柄、我欲や執着を手放すこともできました。でも一般の方々は難しいでしょう。振り込みまでの1週間は心を落ち着かせ、整える期間になったと思います」(三木氏)

 みずほ銀行宝くじ部広報宣伝グループによると、当せん金の受け取りに必要なものは「当せんした宝くじ」と「印鑑」、免許証などの「本人確認資料」。宝くじの当せん金には税金はかからないため、10億円が当たっても全額自分の懐に入る。

※週刊ポスト2023年12月15日号

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