見たい作品がある時だけ契約するスタイル
ネットフリックスで見たい作品がある時だけ契約して、見終わったら解約する、というスタンスのユーザーもいる。人材紹介会社に勤務する30代男性・Cさんは、毎月視聴するわけではないので、コスパの悪さを感じる時があるという。
「1980円払って1作品見るのはもったいない気がしましたが、映画館で映画を見に行ったと思えばいいかという気持ちで契約しました。当初はオリジナル作品を中心に、映画やアニメ作品などを視聴していましたが、毎月大量に見るわけでもない。それなのに毎月課金するのはもったいないと思い、オリジナル作品を一通り見たら解約しました。今はどうしても見たい作品があれば、その時だけ契約し、見終わったら解約するということを繰り返しています」(Cさん)
大学院に通う20代女性・Dさんも「契約と解約を繰り返す」スタイルだという。
「そもそも、私にとっては作品数がメリットというよりも、“見たいものをいつでも見られる”のがメリットなので、その“いつでも”の時に見たいものを見たら、あとの期間は不要というか……。
アマゾンプライムではOP/EDスキップや倍速視聴ができないので、個人的にはネットフリックスのほうが使いやすいと感じています。だから見たいものがあれば、まずネットフリックスで探して、そこにあれば時間のとれる連休や週末などに契約し、集中して見るという感じ。すぐ解約するといっても、契約した月は月額料金がかかるので、『他に何か面白そうなものはないかな』と思って探すことはありますね。結局何も見つからないこともありますが」(Dさん)
動画配信サービスの熾烈な競争の中で、ネットフリックスが再び利用者を取り戻すことができるか。次なる一手が注目される。