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日本ゼオン(4205):オンリーワン技術による高付加価値な製品展開が期待できる企業

2017年2月6日 19:00

日本ゼオン(4205)市場平均予想(単位:百万円)

tomatsu170206

企業概要

 1950年の創業以来「人のまねをしない、人のまねのできない独創的技術」を合言葉に、世界初・世界一製品を産んできました。

 例えば、自動車タイヤやエンジン部品に使われる合成ゴム、そしてこのうち熱や油に強く高性能の特殊合成ゴム「商品名Zetpol」は世界シェアトップ。日本製自動車に使われているエンジン周りのゴム部品の大半は、同社の素材でできているといいます。

 また高機能材料事業では、1990年に開発された世界初のガラスに代わる高機能樹脂「ZEONEX」が、カメラレンズに広く使われています。すべての携帯電話のカメラレンズで必ず1枚は使われていると言います。

 そのZEONEXは光学フィルムの製造にも応用されており、光学フィルム「ZenonrFilm」は液晶テレビやスマホなど中小型ディスプレイに幅広く採用されています。ここでも同社は、業界で不可能とされていた「押し出し製法」による光学フィルムの製造に成功し、液晶画面用フィルム世界No.1の地位を獲得しています。

 このように同社は「独創的技術」によってオンリーワンの製品を多く生み出してきました。

注目ポイント

 同社の特徴は特殊合成ゴムとC5留分製品を展開しているところです。創業当初は米国メーカーから技術を輸入している塩化ビニルメーカーにすぎませんでした。塩化ビニルは汎用性が高く、市場競争や景気に敏感に影響する分野。化学メーカーはスペシャルな製品を多面展開することで収益基盤を安定化させる必要があります。

 石油ショックや原油高を経て、オリジナルを持たなかった同社は危機的状況に追い込まれますが、これを契機に独創的技術でオンリーワンを生み出す方向に舵を切りました。

 合成ゴムで独自技術を開発したことで世界トップシェアを築く付加価値の高い製品を生み出しました。そしてさらに抽出の得率が低いとされるC5留分という化成品原料の抽出技術を生み出します。さらにこの独自技術を進化させ、合成ゴムだけではなく合成樹脂や高機能材料などの原料を抽出することに成功。これで製品展開は多岐に渡ることとなり、同社の水島工場は「C5留分の総合利用プラント」となりました。今後もこの技術を生かした製品間の相互応用など、オンリーワン技術による高付加価値な製品展開が期待できる企業だと思います。

 業績は、需要は伸びているものの、エラストマー価格の下落と為替影響が響き減収減益となっています。高機能材料は好調なため、エラストマー事業で増強された生産能力の業績寄与がどれくらいなのかが注目されるところです。株価は好調に推移していますがPER15.2倍、PBR1.29倍、利回り1.23%と割安だと思います。勢いよく生産ラインを増強しており、また研究開発も積極的で成長にとても前向きです。

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