*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米国の対中関税引き下げ検討報道を好感
5月9日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt高の677pt。なお、高値は681pt、安値は669pt、日中取引高は2724枚。前日8日の米国市場のダウ平均は続伸。対英通商協定合意を好感した買いに寄り付き後、上昇。雇用関連指標が依然労働市場の底堅さを証明したほか、トランプ大統領が協議次第で対中関税の引き下げの可能性に言及したため通商協議の進展期待に相場は一段高となった。終盤にかけて、対中協議への懸念が完全には払しょくできず上げ幅を縮小し終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの672ptからスタートした。朝方は利益確定の売りにより弱含む場面があったものの、すぐに切り返し、プラス圏に浮上。
米トランプ政権が対中関税の引き下げを検討していると伝わったことで、日本市場全体に買いが波及した。一方で、相場の方向感が出にくい展開は継続し、週足ボリンジャーバンドのプラスシグマとプラス2シグマの「バンドウォーク」で推移。引けにかけてやや伸び悩み、小幅反発となる677ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592>やMTG<7806>などが上昇した。
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