*16:15JST フルテック---1Q増益、建具関連の利益が順調に推移
フルテック<6546>は9日、2025年12月期第1四半期(25年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.7%減の36.64億円、営業利益が同2.3%増の2.94億円、経常利益が同8.2%増の3.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同13.1%増の2.29億円となった。
自動ドア関連の売上高は前年同期比1.6%増の22.52億円、セグメント利益(営業利益)は同0.7%減の5.69億円となった。新規部門における大型物件の反動減の一方で、リニューアル受注が好調に推移した結果、増収となった。利益については、リニューアル部門が売上増加により増益となった一方で、新規部門における工事損失引当金戻入額が減少(前年同期比0.55億円減)したこと等から、セグメント利益(営業利益)は減益となった。
建具関連の売上高は同22.7%減の11.87億円、セグメント利益(営業利益)は同77.7%増の1.81億円となった。新規販売における大型物件の反動減により、減収となった。利益については、選別受注の継続や採算管理の徹底により利益率が向上し、セグメント利益(営業利益)は増益となった。
その他について、連結子会社のワイズ・コーポレーションの売上が加わったことにより、売上高は同29.2%増の2.24億円、セグメント利益(営業利益)は0.04億円(前年同期は0.01億円の損失)となった。なお、ワイズ・コーポレーションについては、前第1四半期連結会計期間は貸借対照表のみを連結しており、前中間連結会計期間より損益計算書を連結している。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.9%増の143.50億円、営業利益が同7.7%増の6.60億円、経常利益が同3.3%増の7.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.6%増の4.70億円とする期初計画を据え置いている。
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