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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】Veritas In Silico—1Q各パートナーとの共同創薬研究が計画通りに進捗するも赤字

*16:37JST Veritas In Silico---1Q各パートナーとの共同創薬研究が計画通りに進捗するも赤字
Veritas In Silico<130A>は9日、2025年12月期第1四半期(25年1月-3月)決算を発表した。事業収益が前年同期比25.0%減の0.24億円、営業損失が0.81億円(前年同期は0.65億円の損失)、経常損失が0.79億円(同0.87億円の損失)、四半期純損失が0.79億円(同0.87億円の損失)となった。

同社のmRNA標的低分子創薬事業においては、創薬プラットフォームibVIS(R)を活用し、東レ<3402>、塩野義製薬<4507>、ラクオリア創薬<4579>、並びに武田薬品工業<4502>(以下これら製薬会社をパートナーと表記)との共同創薬研究を進めた。また新たな提携先の獲得に向け、mRNA標的低分子創薬に関心を持つ国内外の製薬会社等を対象に、同社のプラットフォーム技術を紹介する等のアプローチを進めるとともに、国内外の複数の企業との間で契約締結に向けた交渉を継続的に実施した。さらに将来の事業多角化に向け、核酸医薬品をはじめ、mRNA標的医薬品の自社パイプラインを創出する取り組みを進めている。核酸医薬品の開発においては、効率良く活性の高いアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)を取得するための独自研究を進めた。また三菱瓦斯化学<4182>との間で2023年12月より検討しているASOの研究・開発・製造を目的とした協業の可能性についての話し合いも引き続き実施している。

当第1四半期には、mRNA標的低分子創薬事業における各パートナーとの共同創薬研究が各々計画通りに進捗した。収益面では、共同創薬研究契約に基づき定期的に受け取る研究支援金により事業収益0.24億円を計上した。事業費用には研究開発費0.41億円を含む1.05億円が発生し、営業損失となった。

2025年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比305.1%増の7.88億円、営業利益が1.63億円、経常利益が1.70億円、当期純利益が1.68億円とする期初計画を据え置いている。

<NH>

fisco

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