*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:軟調推移か
本日の東証グロース市場250指数先物は、軟調な値動きを想定する。前日14日のダウ平均は89.37ドル安の42051.06ドル、ナスダックは136.73pt高の19146.81ptで取引を終了した。貿易協議や減税案の進展を好感した買いに、寄り付き後、上昇。その後、年内の利下げ期待の後退や長期金利の上昇を警戒し、ダウは下落に転じた。一方、エヌビディア(NVDA)など半導体は引き続き買われ、ナスダックは終日堅調に推移し、まちまちで終了。まちまちとなった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、軟調な値動きとなりそうだ。為替の円安一服や夜間取引での下落などもあり、売り優勢の始まりが予想される。日足のRSIやストキャスティクスなどオシレーター系指標が高値圏を示唆しており、短期調整を挟む局面ともいえそうだ。一方、25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスを形成するなど中期的トレンドは上を向いているため、売り一巡後の下げ幅縮小も視野に入れたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比9pt安の689ptで終えている。上値のメドは695pt、下値のメドは675ptとする。
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