*12:00JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英スタグフレーション懸念も対ドル相場が下支え
■もみ合い、製造業PMI悪化でポンド買いは縮小
今週のポンド・円はもみ合い。4月消費者物価指数は市場予想を上回ったものの、5月製造業PMIは改善予想に反して悪化したことを嫌気してリスク選好的なポンド買い・円売りは縮小。しかしながら、米国資産のリスクに対する投資家の懸念は高まっていることから、週後半はポンド買い・米ドル売りが強まり、この影響でポンド・円は下げ渋った。取引レンジ:191円90銭-194円21銭。
■下げ渋りか、英スタグフレーション懸念も対ドル相場が下支え
来週のポンド・円は下げ渋りか。インフレ高止まりと成長の減速が示され、対円でのポンド買いは再び抑制される可能性がある。英中央銀行による追加利下げへの思惑は消えていないが、ポンド・ドルはドル売りで下げ渋り、目先的にポンド・円をサポートしよう。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:191円00銭-195円00銭
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