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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ODK Research Memo(2):機密性の高い大量のデータ処理に強みを持つIT企業

*11:02JST ODK Research Memo(2):機密性の高い大量のデータ処理に強みを持つIT企業
■会社概要

1. 会社概要
ODKソリューションズ<3839>は、機密性の高い大量のデータ処理に強みを持つ独立系のIT企業である。経営理念に「情報サービス事業を通じて顧客の繁栄・社会の発展に貢献する。」を掲げ、日本初の大学横断型受験ポータルサイト「UCARO(R)」を核とする大学入試業務関連の教育関連サービス(教育業務)、証券会社等のバックオフィス業務をサポートする金融関連サービス(証券・ほふり業務)を主力に事業展開し、一般業務(医療関連サービス、カスタマーサポート関連サービスなど)やその他業務(グループ会社等)も育成・強化している。

グループは、同社及び連結子会社の(株)エフプラス(2025年4月1日付でエフプラスが(株)ECSを吸収合併)、ポトス、NINJAPAN(2024年10月2日付で全株式を取得して子会社化)の3社で構成されている。エフプラスは金融・教育向けシステムの開発・運用保守等(旧 ECSは中四国エリアを中心にクラウドソリューションシステム開発支援等)、ポトスは採用広報支援サービス「キャリポート(R)」、NINJAPANは就活塾事業のキャリア構築サービス「Abuild(R)(アビルド)就活」等を展開している。

2. 沿革
1963年4月に大阪証券金融(現 日本証券金融<8511>)と大阪証券代行(現 (株)だいこう証券ビジネス)のシステム開発・運用を行うために、これら2社の出資により大阪電子計算(株)として設立された。1964年9月に大学入試業務を受託し、1965年4月に証券業務を受託したことで現在の事業基盤が整い、2006年9月に商号を現在のODKソリューションズに変更した。

その後はM&A・アライアンスも活用して事業基盤の強化や新規領域への展開を推進している。2009年7月にエフプラスを子会社化、2013年6月に学研ホールディングス<9470>と業務・資本提携して筆頭株主が大阪証券金融から学研ホールディングスへ移行、2015年9月にSBIビジネス・ソリューションズ(株)(SBIホールディングス<8473>のグループ企業で協業発表時点の社名はSBIトレードウィンテック(株))と協業、2016年8月にファルコホールディングス<4671>と業務・資本提携して医療分野に進出、2016年9月にロボティクスやAI等の先進的技術を持つ(株)リアルグローブと業務・資本提携した。

さらに、2021年9月にECSを子会社化、2022年7月に人材育成サポート事業を譲受、2023年3月にスタートアップ企業の(株)花形に出資して資本・業務提携、2024年5月にポトスがNINJAPANと業務提携、2024年10月にNINJAPANを子会社化、2025年4月にエフプラスがECSを吸収合併した。

株式関係では2007年3月に大阪証券取引所ヘラクレス(後の東証JASDAQ)へ株式上場、2020年3月に東証2部へ市場変更、2020年12月に東証1部指定、2022年4月の市場区分再編に伴い東証プライムへ移行、2023年10月に東証スタンダードへ市場変更した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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