*10:52JST システムズ・デザイン---1Q増収・大幅な増益、システム開発事業が好調に推移
システムズ・デザイン<3766>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.4%増の24.27億円、営業利益が同505.7%増の0.82億円、経常利益が同281.5%増の0.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.50億円(前年同期比1,172.4%増)となった。
同社グループでは、「デジタルサービス企業として、価値ある技術・サービスを提供し続ける」ことを目指し、2024年3月期より第8次中期経営計画を推進している。本中計では、「ONEsdc -ステークホルダーとともに新たなステージへ- 」を基本メッセージに掲げ、「安定的収益を拡大する」、「社会の持続的な成長に貢献する」の2つをビジョンとして定め、さらに、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の実践にも注力している。
システム開発事業の売上高は前年同期比17.4%増の13.87億円、営業利益は0.66億円(前年同期は0.04億円の損失)となった。昨年受注した大規模案件の継続や既存取引先からの請負案件の増加に加え、子会社の業績も順調に推移した。さらに、本社移転費用等の減少もあり、売上、利益共に大幅に増加した。
アウトソーシング事業の売上高は同3.5%減の10.39億円、営業利益は同11.3%減の0.15億円となった。定額減税関連の受注減や、子会社業績の低調な推移が影響し、本社移転費用等の減少があったものの、売上、利益共に減少した。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比4.7%増の100.58億円、営業利益は同25.9%増の5.72億円、経常利益は同23.1%増の5.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同26.3%増の3.75億円とする期初計画を据え置いている。
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