*14:33JST ダイナミックマッププラットフォーム---1Q売上高14.59億円、ライセンス型売上が拡大
ダイナミックマッププラットフォーム<336A>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は14.59億円、調整後EBITDAは0.24億円、営業損失は1.96億円、経常損失は2.23億円、親会社株主に帰属する四半期純損失は2.85億円となった。2025年3月期第1四半期については、四半期連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率は記載していない。
同社グループでは、「デジタル社会のインフラとして高精度位置情報基盤をグローバルに構築し、自動運転をはじめとする新しい未来を拓く」をパーパスとして掲げ、自動車関連及びスマートシティ等、様々な用途に向けた高精度3次元データの構築・提供を行っている。また、現実の世界をデジタル空間に複製する高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを支えることをミッションとして掲げ、多方面の顧客に価値あるサービスを提供できる組織体制を整え、パーパスの実現に向けた各施策を実行してきた。
国内の売上高は3.76億円、セグメント損失は1.23億円となった。当第1四半期は、オートモーティブビジネスにおいて、車載システムメーカー向けの法人ライセンス売上計上により、ライセンス型売上が拡大した。また、3Dデータビジネスにおいては、内閣府の課題解決プログラム「BRIDGE」の2025年度研究開発事業に採択される等堅調に推移した。
海外の売上高は10.83億円、セグメント損失は0.76億円となった。オートモーティブビジネスにおいて、量産車へのHDマップ搭載台数の増加によるライセンス型売上の拡大に加え、北米を中心とした新規整備事業が進捗したことにより、プロジェクト型売上についても拡大した。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.2%減の70.00億円、調整後EBITDAが5.00億円のマイナスとする期初計画を据え置いている。
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