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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、インフレ高進なら重石に

*15:17JST 米国株見通し:伸び悩みか、インフレ高進なら重石に
(15時00分現在)

S&P500先物      6,480.25(-8.50)
ナスダック100先物  23,911.50(-35.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は33ドル安。米金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

前日の主要株価指数は続伸。ナスダックとS&Pは失速する場面もあったが、ダウは序盤からの堅調地合いを維持し463ドル高の44922ドルで取引を終えた。序盤から長期金利の低下を背景に買いが入り、ベッセント財務長官が連邦準備制度理事会(FRB)に早期利下げを求めたことで、利下げ観測が一段と強まり相場を押し上げた。特に主要ハイテクや半導体、住宅関連など金利敏感株に買いが集まり、景気敏感株にも幅広く資金が流入した。

本日は伸び悩みか。利下げ期待を背景とした買いは継続するものの、今晩の生産者物価指数(PPI)は強い結果が予想され、インフレ懸念から買いが抑制される見通し。明日には小売売上高も発表され、消費が堅調なら利下げ観測の後退要因となり得る。さらに米ロ首脳会談の行方が地政学リスクを左右し、エネルギーや農業関連銘柄に影響を与えそうだ。インフレ高進で長期金利が上昇すれば金融株や素材株への逆風となり、買い一巡後は値を下げる展開とみる。

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fisco

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