*20:03JST 網屋---2Qも2ケタ増収増益、データセキュリティ事業・ネットワークセキュリティ事業ともに順調に推移
網屋<4258>は13日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.9%増の27.46億円、営業利益が同87.2%増の4.86億円、経常利益が同73.3%増の4.78億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同66.2%増の3.25億円となった。
データセキュリティ事業の売上高は前年同期比20.8%増の11.19億円、セグメント利益は同19.9%増の4.49億円となった。当中間連結会計期間においては、経済産業省によるサプライチェーンへのセキュリティ対策強化の要請(ログ管理体制の整備など)を背景に、ALog製品/サービスの導入が拡大している。昨年より開始したALogのサブスク化以降も受注は堅調に推移しており、サブスクの利益貢献については今後本格化していく見込みとしている。
ネットワークセキュリティ事業の売上高は同24.3%増の16.26億円、セグメント利益は同51.0%増の4.58億円となった。当中間連結会計期間においては、クラウド上で企業の通信インフラ基盤を一元管理する「Network All Cloud」が堅調に売上を伸ばした。特に学習塾を始めとする教育関連事業者や製造業などにおいて、インフラコストの削減やセキュリティ運用の自動化を目的とした導入が増加した。
2025年12月期通期について、売上高は前期比20.6%増の57.50億円、営業利益は同48.2%増の7.80億円、経常利益は同42.1%増の7.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.7%増の5.30億円とする7月30日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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