*08:25JST 半導体関連株中心に弱い展開か
[本日の想定レンジ]
14日のNYダウは11.01ドル安の44911.26ドル、ナスダック総合指数は2.47pt安の21710.67pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比225円高の42845円だった。本日は半導体関連株中心に弱い動きが想定され、軟調な展開が見込まれる。前日は高値警戒感から利食い売りが先行し、日経平均は7営業日ぶりに反落した。プライム市場の騰落レシオは145.20%と依然高止まりしており、目先は調整圧力の強まりが予想される。また、前日の米国市場の取引終了後に市場予想を下回る業績見通しを発表した米半導体大手アプライド・マテリアルズが時間外取引で10%超下落しており、東京市場でも半導体関連株には悪影響を及ぼす可能性がある。一方、7月の米卸売物価指数(PPI)上昇率は前月比0.9%と、市場予想(0.2%)上昇を大幅に上回り、インフレ加速への懸念から米長期金利が上昇。円相場も1ドル=147円台後半と円安が進んでいる。また、ナイトセッションの日経225先物も上昇しており、相場を下支えずる要因になるかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の43000円や13日の高値(43451円)、下値のめどは、5日移動平均線(42304円)や心理的な節目の42000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限43000円-下限42300円
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