*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:GDP好感やウクライナ停戦期待で高値更新
8月15日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比13pt高の792pt。なお、高値は796pt、安値は783pt、日中取引高は3159枚。前日14日の米国市場のダウ平均は反落。生産者物価指数(PPI)が3年ぶり大幅な伸びとなったため、大幅利下げ期待の後退で寄り付き後、下落。終日軟調に推移も、利下げ軌道は変わらずとの見方やアマゾン(AMZN)などのハイテクが強く、相場を支えた。終盤にかけて下げを縮小し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt高の783ptからスタートした。朝方発表の4-6月GDP速報値(年率換算)が、市場予想の0.4%増を上回る1.0%増となり、市場はこれを好感。16日に米ロ首脳会談を控え、ロシア・ウクライナでの停戦期待から、日本株全体に買いが波及した。グロース市場において固有の好材料はないものの、週足パラボリックの陽転や出遅れ感など、テクニカル要因を支えに、買い優勢で推移。年初来高値の787ptを上抜いたことで、短期資金の買い戻しも加速した。午後は上げ幅を縮小する場面があったものの、引けにかけて騰勢を強め、3日続伸となる792ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やタイミー<215A>などが上昇した。
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