*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は上値の重い展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後は上値の重い展開を予想する。
前日18日のダウ平均は34.30ドル安の44911.82ドル、ナスダックは6.79pt高の21629.77ptで取引を終了した。トランプ大統領と、欧州指導者、ウクライナ大統領との会談を控え、様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。住宅市場指数が予想外に悪化し、相場は下落に転じた。速やかな利下げ期待の後退で金利が上昇し、終日戻りが鈍かった。今週開催される連邦準備制度理事会(FRB)の年次会合、ジャクソンホール会合を控え動意乏しくもみ合いに終始。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)などの上昇が支援しかろうじてプラス圏を回復しまちまちで終了した。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後は上値の重い展開を予想する。朝方は買い優勢の始まりが予想されるが、日足・週足ともストキャスティクスが「買われ過ぎ」を示唆しており、利益確定売りの増加が見込まれる。米国の金利上昇が嫌気される可能性があるほか、グロース市場固有の好材料がなく、上昇に商いを伴っていないことから、高値波乱も視野に入れたい。
なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の804ptで終えている。上値のメドは810pt、下値のメドは790ptとする。
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